ログハウスの魅力とフローリングの選び方
ログハウスは誰もが一度は憧れたことがある建物ではないでしょうか。
バブル時代には、多くの別荘や観光地でログハウスの建設が急増しましたが、最近もアウトドアの流行から、再熱しているログハウス。自然と調和した暮らしを求める人々や、束の間の休日をゆっくり自然の中で過ごしたいという方々にとっても、とても魅力的な住宅スタイルです。
今回は、このログハウスに関する内容と、ログハウスで選ばれるフローリングについてご紹介いたします。
【今回の記事のポイント】
✔️ログハウスの魅力がわかる
✔️ログハウスで使用されるフローリングの選び方がわかる
初稿:2024/3/22
《目次》
・ログハウスの魅力・特徴とは?
・ログハウスについて番外編
・ログハウスのフローリングを選ぶには?
・ログハウスについてのまとめ
ログハウスの魅力・特徴とは?
まず始めに、ログハウスの魅力や特徴について解説していきたいと思います。
ログハウスの大きな魅力は、その独特な外観と内部空間にあります。ログハウスの外観も内装も、ほとんどが木材で仕上げられているため、木材の風合いや質感が生活空間に自然の温もりをもたらし、心地良い雰囲気を演出します。
ログハウスの魅力や特徴は多岐にわたります。ここからは代表的なものをあげていきましょう。
1:自然と調和した雰囲気
ログハウスを建設する先は、ほとんどが自然に近い場所に建設されます。人里離れた土地や山間の地域、森や林といった木々が並ぶような場所が人気があります。一般的とされるログハウスは木材をふんだんに主要建材として使うため、周囲環境の自然との調和が素晴らしいです。大小さまざまな丸太をそのまま使用したり、壁や床、天井、家具に至るまで木材を使うケースが多いため、自然の素材感や風合いも感じやすく、自然と調和した暮らしをお求めている方にはとても好評です。
2:独特の外観と内部空間
ログハウスの外観は他の住宅とは一線を画し、独自の魅力を持っています。まるで物語に出てくるような雰囲気と、木材に溢れた内部空間によって、居心地の良さを感じます。天然木に囲まれることで、木材の香りや風合い、肌触りによって癒され、ヒーリング効果も与えてくれます。特に、スギやヒノキ、シダーといった針葉樹を使用する場合には、針葉樹の特性でもある調湿効果や芳香を感じられます。そのため、内装の壁板やフローリングに採用されやすいです。
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3:断熱性と耐久性
ログハウスはきちんとした設計の元、建設をすれば、寒冷地や暑い地域でも快適な居住空間を確保することができます。木材特有の断熱性を発揮し、快適な空間を保ってくれます。また、木材は経年変化をするものの、古くからある木造建築を見てもわかる通り、耐久性にも富んでいます。時間が経つにつれ、表情が豊かになり、ツヤのある飴色に変化したり、渋いシルバーグレーに変化する樹種もあるので、長く楽しめるものでもあります。(※樹種によって固体差があるので事前にご確認ください。)
以上が、ログハウスの代表的な魅力や特徴となります。他にも、木材を活用することで環境に配慮した建築スタイルとも言え、再生可能な資源であるため、持続可能な住環境を実現できます。また、ログハウスはカスタマイズ性にも優れているため、お好みのデザインやスタイルで理想のログハウスを建てることもできるでしょう。理想のイメージや使いたい内装材などがございましたら、いつでもLIFE UP FLOORにご相談ください。豊富な樹種とバリエーションでお客様の理想に合わせてご提案いたします。
〜ログハウスについて番外編〜
先ほどから、ログハウスについてお話ししていますが、ログハウスの話をすると、ロッジやバンガローといった名前も出てくるのではないでしょうか。皆さんはログハウスとロッジ、バンガローのそれぞれの違いをご存知ですか?こちらの番外編にてそれぞれの違いも簡単にご説明いたします。
◆ログハウス
特徴:主に木材で建てられた家屋を指し、丸太を横に積み上げて建てられた外観が特徴的。
用途:一般的な住宅としての利用の他に、観光地やレジャー施設としても人気のタイプ。
◆ロッジ
特徴:ロッジは主に山岳地帯や森林地帯に建てられる管理棟や宿泊施設、レストランなどを指し、木材を多く使った建築スタイルで、自然環境に溶け込むようなデザインが特徴的。
用途:観光客やアウトドア愛好家向けの宿泊施設やレクリエーション施設としての利用が多い。
◆バンガロー
特徴:バンガローは平屋建ての住宅を指し、広々とした居住空間や庭を持つことが多いです。一般的にはコンクリートや木造など色々な素材を使って建てられます。
用途:一般住宅としてはもちろん、リゾート地や山の避暑地、海辺などでバケーションハウス(別荘)として人気があります。
これらの違いから、ログハウスは木材を主体とした住宅で、ロッジは山岳地帯などの自然環境に調和した宿泊施設やレストラン、バンガローは広々とした平屋の住宅や別荘と区別することができます。
LIFE UP FLOORでもログハウスの施工事例がございます。
天井・壁・床にふんだんに使用されたのはレッドパインです。空間全体をレッドパインで施工することにより、自然の木のぬくもりや香りを最大限に感じられる空間になりました。レッドパインは、床材や羽目板としても幅広く使用されている樹種で、比較的柔らかく、特有の美しい木目がインテリアに暖かみと風合いを与えてくれます。
また、塗装をしても雰囲気が一味変わるのでオススメです。
ログハウスのフローリングを選ぶには?
ここからは、ログハウスに適したフローリング選びのポイントをご紹介していきたいと思います。
ポイント1 ≫≫ 木材の種類
ログハウスの外装・内装によってもおすすめは異なりますが、外装で言うと、オークや杉、カエデなどが使われます。外装は丸太や一枚板など大物の木材を使用するため、原木で手に入りやすい樹種が多いでしょう。また、大自然の中、雨や風に耐えられる耐久性が高いものが選ばれます。
一方で、内装に使用される木材は多種多様!
お好みの風合いや色、質感などで選んでもいいでしょう。ただし、木材の特性をよく理解した上で選択することをおすすめいたします。LIFE UP FLOORでは豊富なバリエーションで様々な樹種のフローリング材をご用意しています!きっとお好みの樹種が見つかるはず!まずは無料サンプルにてお好みの樹種をお手元でご覧になりなってみてはいかがでしょうか?
ポイント2≫≫ 塗装や仕上げ
内装のフローリングや壁に使用する羽目板など、塗装の仕上げや加工も気になるポイントです。ログハウスの自然な風合いを活かすため、オイル付フィニッシュやワックス仕上げなどの自然な質感や木目、カラーを活かせる仕上げが適しています。もちろん、無塗装でも使用可能ですが、長持ちさせるには、後々メンテナンスとして塗装やワックスがけを行うのがおすすめです。
ポイント3≫≫ 耐久性や快適性
ポイント1でもお伝えしたように、各樹種によってそれぞれ特性が異なります。
例えば、広葉樹は材質が硬い傾向にあり、比較的丈夫で傷や衝撃にも強いため、耐久性が高いとされています。ナラ(オーク)やカバ、アカシアなどがその一種です。
一方で、針葉樹は材質が柔らかく、肌馴染みも良く、伸縮性もあり、天然の調湿効果が期待できます。夏には余分な水分を吸収し、冬には水分を発散させることで、室内の快適性を保てます。針葉樹にはメープルやヒノキ、杉などが分類されます。
また、アウトドアを楽しむ方向けには、耐水性があるものが求められます。アウトドアを楽しんで帰宅する際に、濡れた状態でも対応できるよう、耐水性のあるフローリング材がおすすめです。ミャンマーチークやネシアチーク、セランガンバツーなどがあげられます。
また、LIFE UP FLOORでは充実した安心保証付き!
確かな品質と徹底した在庫管理をした上で、お客様に安心して購入いただけるよう保証内容も充実させています。
ログハウスについてのまとめ
ログハウスは自然の中で、自然と共に過ごすスローライフやアウトドア好きのためにはとっても魅力的なものです。キャンプ場などに隣接したレジャー施設や、観光地の別荘としても人気が高いです。そんなログハウスをより楽しみ、快適にするためには、内装やインテリアにもこだわることで一体感や雰囲気を高めることができます。海外にも多く存在するログハウスを参考にしてみると、ハイセンスでおしゃれな演出ができるので参考にしてみてもいいかもしれません。
コラム監修者からのメッセージ
鈴木 翔吾
・二級建築士・プレカットCAD技術者1級・第二種電気工事士・CLT大臣認定管理技術者
LIFE UP FLOORでは、お客様のご要望に合った高品質なフローリング材を全国販売し、最短当日発送が可能です!お陰様で長野東北信エリアでは販売実績No1となりました。ありがとうございます。
無垢フローリングは樹種によって特性やカラーが異なります。ぜひ、お好みの無垢フローリング材を見つけて、理想とする空間づくりをお楽しみください。木材の購入でお困りの方、設計・施工業者様の皆様からのお問合せをお待ちしております。