無垢フローリング【ネシアチーク】

ネシアチークについて
チーク材と言うと、様々な産地の名称が付いたものをよく目にします。産地によってブランド化を図っている部分もありますが、実際は産地だけではなく環境や収穫・乾燥の工程など異なる場合があり、同じチーク材でも全てが同じものというわけではありません。

ネシアチークはインドネシアが原産のチーク材を言います。
インドネシアではかなり昔から計画的に植林が行われ、ジャワ島での植林が一番初めとされています。そのため、ネシアチークはジャワチークと呼ばれることもあります。
様々な背景がある中で、輸出や伐採にも制限がかかるようになり、輸出量も昔に比べ減ってきているもののチークの最大の輸出国としてインドネシアは現在でも多くのチーク材を製造しています。
シネアチークの特徴
ミャンマーチークなど、原生林から採れるチークと植林によって管理されたネシアチークでは表情も多少異なる部分があります。原生林とは違い、植林で丁寧に育てられているシネアチークは品質の安定性に優れています。
元々の原生林で育った原木は色の濃淡や1本づつに個性がありますが、ネシアチークは均一で色味も黄褐色が強いかもしれません。
植林による安定性から住宅のフローリング材として採用されることも多く、一定量が採れるので無垢材にしては整ったフローリングを貼ることができます。しかし、無垢材ということに変わりはありませんから、それぞれの木目の表情などは異なります。