フローリングの人気の色は?ランキングや選び方のコツ お部屋ごとのおすすめもご紹介

フローリングの人気の色は?ランキングや選び方のコツ お部屋ごとのおすすめもご紹介

フローリング

床はお部屋の中でも占める面積が多く、フローリングの色でお部屋の印象も変わってきます。

今回は、新築やリフォームでフローリングを選ぶ時の色の決め方、インテリアとの組み合わせのコツについてご紹介します。

壁や天井、インテリアとの組み合わせを考えると悩む方も多いかと思います。新築ですと、一から全てを決めることができますが、リフォームの場合、既に決まっている部分も多いと思うので、全体のバランスを考えて選ぶ必要があります。

お気に入りの家具を見つけた時も、次に思い浮かぶのは「自分の家の床の色と合うかな?」ということではないでしょうか。

<この記事のポイント>

・フローリングの色による視覚の効果がわかる
・木の種類によって部屋の印象がどう変わるのかわかる
・お部屋毎におすすめのフローリングの色がわかる

更新日:2024/1/19
初稿:2021/12/21

フローリングの人気色ランキング

様々な種類の床材がありますが、色の系統で大きく分けてみるとそれほど多くありません。
フローリングの人気色をランキングで紹介します。

一位 ナチュラル系(ライトブラウン、ベージュ、グレー)

オーク、メープルなど、中間色のナチュラル系フローリング。薄い色合いがどんなインテリアも楽しめる人気の色です。北欧系インテリアにもよく合います。

下記の写真の商品はオーク90UVプレミア【品番:FLRNARA】

施工事例

二位 黒系(ダークブラウン~ブラック)

高級感のある黒系のフローリング。落ち着いた雰囲気が男性からの支持も高い人気の色です。インダストリアルインテリアに取り入れるとよりクールな印象に。

下記の写真の商品は【複合ブラックウォールナット】

施工事例

三位 茶系(ブラウン)

流行りに左右されない、幅広い年代から選ばれる人気の定番カラー

下記の写真の商品は複合ブラックチェリー150

施工事例

インテリアカラーコーディネートの基本とは

インテリアのカラーコーディネートには基本となる決め方があります。

床や壁など、きな面積を占める部分をベースカラーとして、家具やカーテンなどのメインカラーは映える色を選ぶといいでしょう。そして、クッションや小物などにアクセントカラーを持ってくることでポイントを置き、バランスよく配置していく決め方をしてきます。

フローリング

フローリングの色はベースカラーになるので、白やベージュ、ブラウンといった落ち着いたベーシックな色が好まれます。色による視覚の効果は次の通りです。

部屋を広く見せたい時は明るめの床がおすすめ

白いフローリング

・白系の床は空間を広く見せてくれる効果あり
ホワイトやグレー系の床は最近人気があるカラーの一つです。

どんな色とも合わせやすく、モダンでスタイリッシュな雰囲気を作ってくれます。モノトーンの家具を置いても暗くなりすぎず、どんな色のインテリアとも馴染みやすいのが特徴です。

フローリング

一方で汚れやキズが目立つなどのデメリットがあります。小さなお子様がいる家庭ではクレヨンなどでの落書き、食べ物の汚れによるシミが気になるかもしれません。子供がよく使うエリアにはラグマットなどを敷いて、汚れから守る方法もあります。

少しくすんだグレー系は明るいながらも落ち着きのある空間を演出してくれます。書斎や寝室などの空間によく似合います。落ちた髪の毛が目立ちやすい色でもあるので、小まめな掃除は欠かせません。

高級感のあるブラウンフローリング

ブラウンフローリング

・大人の高級感のあるダークブラウンの床
チョコレートのようなダークブラウンの床は空間を引き締めてくれる効果があり、高級感や落ち着きを演出してくれます。
傷や生活の汚れは目立ちにくいですが、白いホコリは目立ちます。

濃い色の床はお部屋が少し狭く感じるかもしれません。インテリアとしては、モノトーンやビビットカラーなど、はっきりした色が似合います。グリーンをアクセントに置くと、抜け感がでておすすめです。

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明るいベージュ系フローリング

フローリング

・万能な温かみのあるベージュの床

木の色に近いベージュ系の床は明るく、温もりのある印象になります。白系と同じように組み合わせる色を選ばず、どんなテイストのインテリアとも相性が良いといえるでしょう。

デメリットとしては無難な色なので良くも悪くも無難な「スタンダードな床」だと感じる方もいるかも知れません。その場合、壁の一面だけ壁紙の色を変えるアクセントクロスなどで、お部屋の個性を出すこともおすすめです。
クロノテックス フローリング
最近では色んなタイプのカラーがあるフローリング。
自分たちの理想の空間に近付けるためにも色合いは重要な部分です。実際のものと相違がないようにするためには「無料サンプル」で事前に色味の確認をするのがおすすめ!

無垢フローリングの色

LIFE UP FLOORでは様々な種類の無垢フローリングを取り扱っております。「木」というと一般的にベージュ系の色をイメージする方も多いかと思いますが、無垢材は木の種類によってカラーバリエーションも様々です。
無垢フローリング

例えば、カバザクラピンクみを帯びた上品な色合いが特徴の無垢フローリングとなります。控えめな木目も美しく、白い壁との相性が良く、明るい空間を作ってくれます。白系の無垢フローリングをお探しの方にはホワイトオークがおすすめです。

力強い木目があり、無垢材のダイナミックさを楽しめます。無垢材は経年変化による色の移り変わりも楽しみの一つと考えますが、ホワイトオークは色の変化も少なく、長く白系の床を保ちたい方におすすめです。

LIFEUP FLOORでは、豊富な無垢フローリングを取り揃えております。無料サンプルのご用意もあります。お気軽にご相談ください!

木のフローリングの場合、色合いが濃くなるほどに、高級感や重厚感、冷たさや圧迫感がでてきます。反対に色合いが明るくなると、ナチュラル、カジュアルといった印象で開放的な雰囲気になります。部屋の用途やインテリアのテイストによって部屋毎にフローリングの色を変えるのがおすすめです。
フローリング

世界三大銘木の一つであるブラックウォールナットは深いブラウンの色味が特徴の無垢フローリングです。 最高級の木材として知られ、木目の美しさ、深みのある色合いから高級感のある空間を作りたい方にぴったりです。

ブラックウォールナット

ニシンの骨から由来するヘリンボーン張りの床にすると、ブラックウォールナットの持つ美しさが際立ちますよ。

施工直後は、紫を帯びた灰色ですが時がたつにつれてタンニンの影響でより深みのあるブラウンに変化していきます。

お部屋毎におすすめのフローリングの色

では次に空間別におすすめの床の色を見ていきましょう。

・家の第一印象を決める玄関

家に入ってすぐの玄関フロアは家の第一印象を決める大切な場所です。家具などを置くことは少ないため、靴箱の色や玄関タイルとのバランスを考えて選んでいきましょう。

玄関は毎日、人の出入りがある場所なので、汚れもつきやすいエリアでもあります。ダークブラウン系の床なら汚れも目立ちにくいので、急な来客があった時も安心ですね。

ダウンライトや間接照明を取り入れることで、落ち着いた空間になります。

玄関の土間部分がモルタルなどの場合、ダークブラウンの無垢床にすることで、ヴィンテージ感のあるスタイルにすることもできます。

玄関フローリング
反対に土間部分に白系のタイルを採用している場合は、フローリングも白やベージュ系を選ぶと明るく、開放的な空間になります。玄関に吹き抜けがある場合や、2階に繋がる階段を設けている場合は、明るい色のフローリングにすることで、その開放的な造りがより引き立つでしょう。

家族が集まる場所のフローリングの色は?

・リビングやキッチンのフローリング色選びのコツ

最近では、リビングとキッチンダイニングが一続きの空間となっている家が多いかと思います。リビングやキッチンは家具やテレビ、冷蔵庫やキッチン本体など、他の空間より家具・家電の占めるスペースが多いため、色が散乱しがちです。なので、全体のバランスを考えて床を選ぶ必要があります。

例えば、写真のような木製扉のシステムキッチンの場合は同じくナチュラルテイストの明るい色合いのフローリングが違和感なく馴染みます。木そのものの自然の木目や素材感が感じられる無垢フローリングがおすすめです。天井が高く、梁見せのデザインの開放的なリビングと一体感があり、温もりのある素敵な空間になっていますよね。

ナチュラルインテリア
無垢フローリング

置いている家具の数や、頻繁に使用する場所かによって異なりますが、フローリングの張り替えや塗り替えの頻度の目安としては15年と言われています。

経年変化によって著しい色褪せがあった時には、自分で塗り替えすることも可能です。

無垢フローリングの場合は、蝋などのワックスに色が付いたものを使います。

色付きのワックスを塗ることで、艶と経年変化によって斑になった色調が整うのでおすすめです。

合板のフローリングの場合は、コーティング剤を使います。硬い塗膜を作ることで艶を生み、美しい仕上がりになります。傷や汚れも付きづらくなるので、フローリングが生まれ変わったようになるでしょう。

ただし、無垢フローリングにはコーティング剤はおすすめしません。塗膜をしっかり作るので、無垢材ならではの肌触りや調湿機能が失われてしまうので、注意してくださいね。

フローリング

本日は、フローリングの色の選び方についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

フローリングの色選びは単体で選ぶのではなく、現在のインテリアまたはこれからする予定のインテリアに合うかどうか、お部屋全体のバランスを考えながら、自分の好きな、居心地の良い空間を作れるように、シミュレーションしてみてください。

フローリング

無垢フローリングは樹種ごとに多少の差がありますが、時間と共に飴色に変化していくのも魅力の一つです。家、家族と共に暮らしの中で風合いが増していく無垢フローリングを取り入れてみてはいかがでしょうか。

LIFEUP FLOORでは、フローリング選びに失敗や後悔をされないよう、無料サンプルもご用意しております。ぜひお気軽にお問い合わせください。

コラム監修者からのメッセージ

監修者

鈴木 翔吾
・二級建築士・プレカットCAD技術者1級・第二種電気工事士・CLT大臣認定管理技術者

LIFE UP FLOORでは、お客様のご要望に合った高品質なフローリング材を全国販売し、最短当日発送が可能です!お陰様で長野東北信エリアでは販売実績No1となりました。ありがとうございます。
無垢フローリングは樹種によって特性やカラーが異なります。ぜひ、お好みの無垢フローリング材を見つけて、理想とする空間づくりをお楽しみください。木材の購入でお困りの方、設計・施工業者様の皆様からのお問合せをお待ちしております。

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