無垢フローリング【カバザクラ】
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更新日:2023/7/24
初稿:2021/7/5
カバザクラについて
「カバザクラ」は、カバノキ科シラカンバ属の落葉広葉樹です。樹種としては、「樺」のことで、英語では「バーチ材」と呼ばれています。バーチ材は更に産地や色味の違いから南西桜や樺桜(カバザクラ)に分けることができます。なぜ、「桜」という文字が使われているのかと言うと、木目が桜と似ており、日本にバーチ材が入ってきた際に桜の代用品として使われたことに由来しています。そして今では木材業界で「サクラ」と表現した場合もカバザクラ材を指すほど、樺=カバザクラという名前が広く浸透しています。なお、本物の桜から作られた木材は、樺桜と区別するために「本桜」「真桜」などと表記されることが一般的です。
カバザクラは、導管という木の中で水分を通す管が細く、木全体に満遍なく散らばっている「散孔材」です。導管が細い散孔材ゆえに、カバザクラは木目の優しい表情、すべすべした滑らかな手触りが魅力の一つといえるでしょう。
カバザクラの無垢フローリングは、堅すぎず柔らかすぎない、弾力性のある堅さが特徴です。広葉樹というと、目の詰まった堅い樹種が多く「長時間立っていると足に負担がある」「素足であるくと冷たい」といったデメリットが上げられます。しかし、カバザクラは、広葉樹の中でも柔らかい樹種なので、こういったデメリットを感じず、汚れや水にも強い木材です。
西南ザクラとは
カバザクラと同じバーチ材には西南ザクラ(カバ)と呼ばれるものもあります。主に中国の西南部を産地とした樺材です。控えめな木目で、ほんのりピンクがかった上品な色味が特徴です。堅すぎない木質や、滑らかな肌触りなどはカバザクラと同様の良さを兼ね備えています。
また、 雨風や枝の重みなど何かしらの原因で、樹木に荷重がかかったりすることで生まれる、「縮緬杢(ちりめんもく)」、「波杢(なみもく)」と呼ばれる独特の模様が出ることもあり、光の当たり具合によって表情が変わる、希少な木材として注目されています。
西南ザクラ施工例について
シックハウス対策に無垢床材
新築後やリフォーム後の心配事の一つとして「シックハウス症候群」があります。建材や内装材などから放散されるホルムアルデヒドや、トルエンなどの揮発性有機化合物が空気中に飛散して、喉の痛みや頭痛などの症状が出たり、花粉症のようなアレルギー反応が続く場合は注意が必要です。
小さなお子様がいる家庭ではより心配になるかと思いますが、そもそもシックハウス症候群を防ぐのに効果的なのは、元の建材を有害物質を放散させない天然素材を使うことです。 合板で出来たフローリングは化粧材を重ね合わせる際に大量の接着剤を使用します。また、床に施工する時にも、マンションなどでは大量のボンドで張り付ける場合もあります。
無垢のカバザクラでしたら、木を切り出したままの床材になるので、有害物質を放散する可能性は極めて低く、安心して過ごせる空間がつくれます。
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よくあるQ&Aはこちら
Q:乱尺はどういう意味でしょうか?
A:乱尺とは、床材の長さが一定ではなく、300㎜~1200㎜までの長さをランダムに梱包した商品です。短いものも入っている為、割り付けもよく、施工によるロスも少なく済みます。短い一枚物の組み合わせで、重厚感・高級感抜群です。
Q:UNIはどういう意味でしょうか?
A:UNI(ユニタイプ)とは、UNIは板を縦長方向に3~6枚継ぎ足して1820㎜の長さにした商品です。板をジョイントすることによって材料を効率よく使えるので、安価に製造でき、施工時間も短縮できます。一般的なフローリングとして一番多く使われています。
Q:自然オイル塗装について教えてください
A:自然オイルは油(オイル)による浸透性の保護塗料です。UV・ウレタン塗装と違い、塗膜をはるのではなく、オイルを浸透させて保護するのが特徴です。木目を濃く見せて、木本来の風合いを楽しめ、木の調湿機能を妨げません。傷や汚れへの耐性は低いが、傷やシミをサンドペーパーで削ることができ、再度フローリング用のオイルを塗布することにより、簡単にメンテナンスができます。木本来の質感を楽しめる仕上がりとなっております。