無垢フローリング【東信カラマツ】
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<この記事のポイント>
・東信カラマツとは何か分かる
・唐松フローリングの魅力が分かる
更新日:2024/10/17
初稿:2021/9/4
東信カラマツについて
唐松は日本固有種で寒冷地に適応するため冬に葉を落とす国内唯一の落葉針葉樹として、厳しい冬に耐えながら地域の林業者によって大切に育てきました。
ウッドショックなどで国産材が見直されている今、注目の木材です。2020年東京オリンピックの会場となった国立競技場の大屋根にも使用されました。
信州の育林の歴史
信州の育林の歴史は古く、今から158年も前に植栽された最古の人工カラマツ林として、長野県御代田町の国有林に現存しています。
森林資源に恵まれた信州において、特に豊富に育成されてきた東信カラマツは人口林のため安定的に供給され、品質も高いことからフローリングや内装材としても重宝されてきました。樹齢80年以上の資源量は長野県が国内の45%を占め、全国一の資源量を保有しています。また小径木は土木材として利用されています。
カラマツは、国産の針葉樹の中でも強度が高く構造用等の建築材としても使われます。
杉などと比べても傷が付きにくいので、フローリングにもおすすめです。加工の仕方によって伸縮、ソリひび割れの可能性がありましたが、近年では加工技術も発達しており、じっくりと乾燥させることで、反りがでにくく、強度・寸法安定性にも優れます。
唐松フローリングの魅力とは
唐松の大きな魅力として、美しい風合いがあります。温かみのある褐色の色味は経年変化と共に艶が増し、品の良い柾目や味わいのある板目のコントラストは存在感があります。
辺材は白色、心材は褐色で赤味を帯びているので明るい表情となります。
腐りにくいので、外壁材、外内壁や腰板など、様々な場所に適していますが、フローリングや天井などに使用すると、カラマツの美しさが引き出された華やかな空間になるでしょう。
経年変化によって、落ち着きのある表情を見せてくれるので、モダンな雰囲気を作ることもできます。
唐松は調湿性が高くダニの繁殖も抑制できます。そして、針葉樹の持つ柔らかさから断熱性・吸音効果の高さも魅力的です。足腰への負担も少く、お子様からお年寄りまで幅広い年齢の方が快適に使える床材といえるでしょう。
以前は無垢材と床暖房の相性は悪いと言われていましたが、今は床暖房対応の無垢フローリングもあります。
LIFE UP FLOORでは豊富なフローリングをご用意しております!無料サンプルも全国にお届け可能です。
無垢フローリングとして、信州の高原で厳しい冬に耐えながら大切に育てられるカラマツの魅力を味わってみてはいかがでしょうか。
東信カラマツの施工事例
長野県某中学校の新築工事で弊社の東信カラマツをご採用いただきました。
床と壁にもカラマツを貼っております。
無節の東信カラマツは、約70㎡分製材してやっと1㎡の無節板をとる事ができます。その為、数量を確保するのが難しい商品となっております。
ご検討の際は、お早めにご相談ください。
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よくあるQ&Aはこちら
Q:乱尺はどういう意味でしょうか?
A:乱尺とは、床材の長さが一定ではなく、300㎜~1200㎜までの長さをランダムに梱包した商品です。短いものも入っている為、割り付けもよく、施工によるロスも少なく済みます。短い一枚物の組み合わせで、重厚感・高級感抜群です。
Q:UNIはどういう意味でしょうか?
A:UNI(ユニタイプ)とは、UNIは板を縦長方向に3~6枚継ぎ足して1820㎜の長さにした商品です。板をジョイントすることによって材料を効率よく使えるので、安価に製造でき、施工時間も短縮できます。一般的なフローリングとして一番多く使われています。
Q:自然オイル塗装について教えてください
A:自然オイルは油(オイル)による浸透性の保護塗料です。UV・ウレタン塗装と違い、塗膜をはるのではなく、オイルを浸透させて保護するのが特徴です。木目を濃く見せて、木本来の風合いを楽しめ、木の調湿機能を妨げません。傷や汚れへの耐性は低いが、傷やシミをサンドペーパーで削ることができ、再度フローリング用のオイルを塗布することにより、簡単にメンテナンスができます。木本来の質感を楽しめる仕上がりとなっております。