フローリングの張り替えをDIYでやってみる!|手順とおすすめ商品の選び方
「和室が使いにくくなってきたので、思い切って畳からフローリングに変えたい」
「古くなったフローリングを自分で張り替えられたら、業者に頼むより安く済むのでは」
そんな風に考えたことはありませんか。リフォームやリノベーションを自分の手で成し遂げられるなら自分でやってみたい、と感じている方は少なくありません。
とはいえ、フローリングの張り替えには「どんな道具が必要なのか」「どのくらいの時間がかかるのか」「失敗しない材料選びとは」といった疑問がつきものです。
フローリング材にはOPC(オーピーシー:床板の長さで使う一枚物仕様)とUNI(ユニ:複数の短材をフィンガージョイントで継いだ仕様)があり、無垢材・複合フローリング・ラミネートフローリングといった種類ごとに施工の難易度や必要な工具も変わります。
さらに、下地の状態や床暖房の有無によって選ぶべき材料が異なるため、知識がないまま進めると「せっかく張り替えたのに数か月でフローリング材が反ってしまった」というような失敗にもつながりかねません。
LIFE UP FLOORは長野県で1947年に創業した株式会社カネトが運営するフローリング専門店です。
創業78年超の実績と8,000坪以上の自社倉庫による品質管理をもとに、豊富なラインナップを扱い、業者様だけでなく一般施主様のDIYもサポートしています。
この記事では、フローリングの張り替えをDIYで行うメリット・デメリットから、実際の施工の流れ、材料選びで失敗しないためのポイントまでを、専門店の視点で詳しく解説します。
【今回の記事のポイント】
✔️フローリング張り替えDIYのメリット・デメリットがわかる
✔️床材を剥がす工程から仕上げまで、7段階の施工手順がわかる
✔️部屋の用途や設置環境に合わせた失敗しないフローリング材の選び方がわかる
更新日:2026/8/25
初稿:2022/10/19
《目次》
・フローリング張り替えDIYのメリット・デメリット
・フローリング張り替えの流れ|7つの施工ステップ
・フローリング張り替えDIYで失敗しないための3つのポイント
・まとめ|素材選びにこだわってフローリング張り替えDIYを成功させよう
フローリングのDIYについて
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フローリング張り替えDIYのメリット・デメリット
フローリングの張り替えはDIYで行うこともできますし、専門業者や職人に依頼して施工してもらうこともできます。
どちらが自分に合っているのかわからず、迷っている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、DIYに興味を持っている方のために、自分で張り替える場合のメリットとデメリットを整理して紹介します。
| 比較項目 | DIY施工 | 業者依頼 |
|---|---|---|
| 費用 | 材料費と処分費のみで安い | 工賃・出張費が加算される |
| 施工のタイミング | 自分の都合で自由に調整できる | 業者のスケジュールに合わせる必要がある |
| 仕上がりの均一性 | スキル次第で差が出る | 職人による安定した仕上がり |
| 対応できる範囲 | 張り替えのみが中心 | 間取り変更を伴う大掛かりな工事も対応可 |
DIYのメリット|好きなタイミングで、費用を抑えて、自由にデザインできる
DIYでフローリングを張り替える最大のメリットは、自分たちの都合に合わせて好きなタイミングで施工できることです。
フローリング材と施工に必要な工具を一通り揃えれば、思い立ったときに作業を始められます。
張り替えたい部屋が複数ある場合は、時間のあるときに順次進めていくことも可能です。
実際に何度か経験するうちに、施工のコツやノウハウも自然と身についていきます。
ただし、経験がない方は工事に時間がかかりやすく、最初のうちは1日仕事になることも珍しくありません。
工法によっては1日で終わらない場合もあります。
全面を剥がして張り替える場合、下地材に異変がなければそのまま作業を進められますが、劣化や損傷が見つかった場合には追加工事が必要になることもあります。
費用面でのメリットも見逃せません。
DIYであれば工賃がかからない分、コストを大きく抑えられます。
必要なのはフローリング材の購入費用と、剥がした床材の処分費用が中心で、それ以外は接着剤などの消耗品程度です。
業者に依頼すると工事費・出張費に加えて、フローリング材や廃材処分の費用もかかるケースがあるため、少しでも価格を抑えたい場合はDIYが適しています。
さらに、自分の手でやり遂げたときの達成感は大きなメリットです。
「これからもこの家で長く暮らしていきたい」という愛着が生まれやすく、一戸建てでもマンションでも、フローリングの張り替えを通じて住まいへの思い入れが深まるケースが多く見られます。
新しく店舗をオープンする方がDIYで内装を仕上げるケースも増えており、壁紙や建具の塗装と合わせてフローリングを自分たちの手で施工することで、お店への愛着が一層強まります。
ただし、フローリングのデザイン性や均一性の高さに関しては、やはりプロの職人さんには敵いません。
無垢材を使用する場合、自然の木目や色合いがそのまま床に反映されます。
フローリングはパネル状の材料を組み合わせて敷き詰めるのが基本ですが、1枚ごとに木目や色合いが微妙に異なるため、どこにどの部材を使うかを考えながら美しい床をデザインできるのは、職人さんならではの実績や経験値と言えるでしょう。
また、張り替え時にフローリング以外のところで不具合が発生した場合、職人さんたちであれば経験と実績があるため、その場で対応ができたり、原因追及も可能でしょう。
どちらにもメリットとデメリットがあるの、自分たちの状況や考えに合った選択をすることで後悔のない張り替えができます。
フローリングの張り替えについて
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気軽にフローリングの雰囲気や機能性を変えたい方には、ラミネートフローリングの「KRONOTEX(クロノテックス)」がおすすめです。
ドイツ製のKRONOTEXは置き敷き施工に対応しており、サイズさえ合えば賃貸物件でも簡単に張り替えができます。
既存の床材の上に直接重ねてはめ込むだけで施工できる他、既存材を剥がしてから同じ工程で張り替えることも可能です。
特別な工具や接着剤も不要なため、予算内でフローリングの張り替えを完結させやすいのも特徴です。
表面はラミネート加工が施されており、水などをこぼしても拭き取るだけでよいため、メンテナンスの負担が少ない点も評価されています。
KRONOTEX商品の詳細を
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DIYのデメリット|スキル・時間・対応範囲に制約がある
DIYにはデメリットもあります。
まず挙げられるのが、施工者のスキルによって仕上がりが左右されることです。
下地作りに失敗すると床の一部が凹凸になってしまったり、接着が不十分でフローリング材が反ってきてしまったりすることがあります。
きちんと施工できるかどうかがDIY成功の分かれ目になるため、初めて取り組む場合は手順を確認しながら丁寧に進め、正しい施工マニュアルを見つつ対策を考慮して仕上げていくことが大切です。
また、DIYはフローリング材の選定・手配から、既存の床材を剥がし、新しいフローリング材を張るところまで、すべての工程を自分で行う必要があります。
作業をすべて自分で担うため、時間も労力もかかる点はデメリットと言えるでしょう。
もちろん、手間暇をかけて自分の手で仕上げること自体に醍醐味を感じる方も多く、DIYによる達成感と、時間・労力の負担とを天秤にかけて検討することが重要です。
さらに、DIYでは施工者の腕によって対応できる範囲に差が出ます。
畳からフローリングへの張り替えや、既存フローリングを別の材料に交換する程度の施工であれば、初心者でも取り組みやすいでしょう。
しかし、張り替えと同時に間取りを変更するような大掛かりなリフォームは、家全体の構造バランスにも関わるため、DIYでは難易度が高くなります。
張り替えだけで完結する工事なのかどうかを見極めてから着手することをおすすめします。
「自分でできるかどうか判断がつかない」という場合は、施工方法や注意点について専門店に相談するのも一つの方法です。
LIFE UP FLOORでは業者様だけでなく、DIYを検討している個人のお客様からのご相談も承っております。
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フローリングの張り替えの流れ|7つの施工ステップ
フローリングの張り替えをDIYで行いたい方のために、施工の流れを7つの段階に分けてまとめました。
それぞれの段階での注意点も交えながら解説しますので、実際の作業の参考にしてください。
| 段階 | 作業内容 | 主な注意点 |
|---|---|---|
| ①床材を剥がす | 巾木・根太との間から既存材を撤去 | 基礎を傷つけないよう丁寧に |
| ②基礎の清掃・乾燥 | ほこり・カビの除去、十分な乾燥 | 湿気を残さないこと |
| ③断熱材を敷く | 均一な厚みで隙間なく敷設 | 凹み・踏みつけに注意 |
| ④ベニヤ板を張る | 根太に木ネジで固定 | 断熱材とベニヤの継ぎ目をずらす |
| ⑤レイアウト決め・カット | 部材の木目を見て配置を検討 | 仮並べで柄を確認 |
| ⑥はめ込み・固定 | 釘とボンドを併用して固定 | 壁際に5〜10mmの隙間を確保 |
| ⑦保護・養生 | 必要に応じてオイル塗装 | 2度塗りで乾燥に1日程度 |
段階①〜②|床材を剥がして基礎を整える
段階①は床材を剥がす工程です。
まずは既存の床材を撤去し、基礎を露出させます。
畳からフローリングに変える場合は畳を剥がすだけなので比較的簡単ですが、畳には相応の重量があるため持ち上げる際は注意が必要です。
既存フローリングを張り替える場合は、壁際にある幅木、あるいは根太とフローリングの間から剥がしていきます。
DIYではバールとトンカチを使うのが一般的で、床材の下にある基礎を傷つけないよう気を付けながら丁寧に作業を進めることが大切です。
段階②は基礎の清掃と乾燥です。
床材を剥がし終えたら、基礎部分をきれいに清掃します。
状態にもよりますが、ほこりや汚れ、カビが発生している場合は丁寧に除去しましょう。
基礎がコンクリートや合板の場合は十分に乾燥させ、カビの発生や腐食の原因となる湿気をできる限り減らすことが重要です。
もし根太がない場合は、裁断した根太を床材の張る向きに対して垂直に並べて固定してから次の工程に進みます。
段階③〜④|下地を作る
段階③は断熱材を敷く工程です。
フローリングを敷き詰める前に、床の機能性を高めるための下地作りとして断熱材を敷き詰めるのが一般的です。
断熱材は一定の厚みを保ち、隅々まで均一に敷くことが重要で、へこみができないよう注意しましょう。
断熱材の上に直接足を乗せず、必要に応じてベニヤ板などで養生しながら施工を進めます。
段階④はベニヤ板を張る工程です。
断熱材を敷き詰めたら、その上にベニヤ板を張ります。
根太にベニヤ板を木ねじで固定すれば、フローリングの下地が完成します。
ベニヤ板はあらかじめ床の寸法を測って裁断しておくとスムーズに施工できます。
断熱材の継ぎ目とベニヤ板の継ぎ目が重ならないようにすると断熱性能が高まるため、事前に採寸して設計しておくのがおすすめです。
段階⑤〜⑦|フローリング材を張って仕上げる
段階⑤はフローリング材のレイアウトを決めてカットする工程です。
下地の準備ができたら、床に合わせてフローリング材をカットします。
自然材や無垢材を使用する場合は、どの場所にどの部材を使うかを考えてからカットするのがポイントです。
板は1枚ごとに節や木目が異なるため、仮並べをして実際にどのようなデザインになるかを確認すると、より魅力的なレイアウトに仕上げられます。
段階⑥はフローリング材をはめ込んで固定する工程です。
カットが終わったら、計画通りのレイアウトで敷き詰めていきます。
一般的なフローリング材ははめ込み式になっているため、正確に裁断されていれば比較的簡単に敷き詰められます。
壁面への納めは密着させず、5〜10mm程度の隙間を設けておき、幅木で隠すと美しく仕上がります。
固定には釘とボンド(接着剤)を併用するのが基本で、列ごとに順次固定しながら端から端まで敷き詰めていきます。
段階⑦は必要に応じてオイルによる保護と養生を行う工程です。
使用するフローリング材によっては、表面保護のためにオイルを塗ることで耐久性が向上する場合があります。
施工中も含めて表面保護のための養生が必要になることもあるため、使用する材料に応じた対処が必要です。
オイル塗装は2度塗りが一般的で、1度目を塗り終えてから乾燥するまで1日程度かかります。
住みながら張り替える場合は、2日ほど部屋を使えない期間が発生することを念頭に置きましょう。
オイル不要のフローリング材を選べば、住みながら張り替えてすぐに生活を再開することも可能です。
以上が、フローリング張り替えの基本的な手順です。
細かな注意点や補修に関するポイントは材料や下地の状態によって異なるため、事前に下調べを行った上で作業を始めることをおすすめします。
また、DIYを進める中で難しさを感じたり、想定外の問題が起きたりした場合は、無理をせず施工経験の豊富な専門家に相談しましょう。
原状回復も含め、慣れている業者へ依頼するのも選択肢の一つです。
施工手順で不安な点がある方は
お気軽にご相談ください
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フローリング張り替えDIYで失敗しないための3つのポイント
フローリングをDIYで張り替えて納得の仕上がりにするためには、押さえておきたい重要なポイントが3つあります。
フローリング材を手配するタイミングで確認しておきたい内容なので、ここで詳しく見ていきましょう。
部屋の雰囲気やインテリアに合わせてフローリングを選ぶ
ポイント1|部屋の雰囲気やインテリアに合わせて選ぶ
DIYは自由度の高さがメリットのひとつです。
だからこそ、お部屋の雰囲気やインテリアに合わせてフローリング材を選ぶことを意識しましょう。
壁やドアの色といった内装のイメージを踏まえつつ、木目の色合いや美しさを実際のサンプルで確認してから決めるのがおすすめです。
過去の施工事例を参考にすると、仕上がりのイメージがつきやすくなります。
フローリングの販売業者の中には無料サンプルを提供しているところもあるため、興味のある材料は実際に手元で確かめてから選びましょう。
LIFE UP FLOORでは、オーク・ウォールナット・カバ・杉・パインなど樹種の異なる無垢フローリングから、複合・三層フローリング、KRONOTEXのラミネートフローリングまで17種類以上のラインナップを用意しており、無料サンプル請求にも対応しています。
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ポイント2|耐久性が高くメンテナンス負担の少ない材料を優先する
フローリングの張り替えでは、耐久性やメンテナンス性を考慮して材料を選ぶことも欠かせません。
張り替えてすぐに劣化が見られてしまうと、再び張り替え工事が必要になってしまいます。
床暖房を使用する部屋には床暖房対応のフローリング材を選ぶなど、品質の高い材料を選ぶことが重要なポイントです。
また、DIYでオイル処理が必要な材料を選ぶと、施工期間が長くなりやすい点にも注意しましょう。
木材は湿度によって伸縮する性質があるため、耐水性が低い材料を水回りに使用すると、短期間での張り替えが必要になるリスクがあります。
他の樹種と比較して耐水性のある樹種や、耐水加工が施されているフローリングを選ぶと、長期的な満足度が高まりやすくなります。
例えば、洗面所やキッチン周りのように水はねが避けられない場所では、耐水性の高い樹種や耐水加工が施された商品を選ぶことで、張り替え後のトラブルを抑えやすくなります。
用途に応じた樹種選びは、DIYであっても専門店に相談しながら進めることをおすすめします。
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ポイント3|無垢材を使用するときは保証内容を重視する
フローリング材として無垢材は人気が高く、自然な風合いを生かしたインテリアに仕上げたい方にはうってつけの選択肢です。
ただし、無垢材は品質が低いと変形やひび割れが生じることがあります。
無垢材のフローリングを購入する際は、しっかりとした保証がある業者から手配するのがおすすめです。
施工日から少なくとも1年程度の保証期間が設けられている業者や、アフターサービスが充実している会社を選びましょう。
LIFE UP FLOORでは、無垢フローリング商品に2年保証を含む3つの安心保証を設けています。
お客様や業者様に安心してフローリングをご利用いただけるよう、ご相談やご質問にはスタッフが丁寧に対応いたします。
LIFE UP FLOORでは安心保証を設け、お客様や業者様にご安心いただいた上で、フローリングをご利用いただいております。
何かご相談やご質問などがあった際にもお気軽にお問合せいただければ、スタッフが丁寧に対応させていただきます。
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まとめ|素材選びにこだわってフローリング張り替えDIYを成功させよう
フローリングの張り替えはDIYでも十分に実現可能です。
マンションでも一戸建てでも、畳からでも既存フローリングからでも、住みながらお好みのフローリングへ張り替えられるのがDIYの魅力です。
今回ご紹介したように、床材を剥がす段階から基礎の清掃、断熱材とベニヤ板による下地作り、レイアウト決め、はめ込み固定、仕上げの保護養生まで、7つの段階を丁寧に進めることで納得の仕上がりに近づけます。
一方で、DIYの成否を大きく左右するのは施工スキルだけでなく、材料選びです。
部屋の雰囲気に合った樹種を選び、耐久性やメンテナンス性、床暖房対応の有無を確認し、無垢材であれば保証内容まで確認しておくことが、長く快適に使えるフローリングへの近道です。
「せっかく時間と労力をかけてDIYするなら、失敗のない材料を選びたい」という声を、私たちは日々の業者様・お客様とのやり取りの中で数多く伺ってきました。
コラム監修者からのメッセージ
鈴木 翔吾
・二級建築士・プレカットCAD技術者1級・第二種電気工事士・CLT大臣認定管理技術者
LIFE UP FLOORでは、お客様のご要望に合った高品質なフローリング材を全国販売し、最短当日発送が可能です!お陰様で長野東北信エリアでは販売実績No1となりました。ありがとうございます。
無垢フローリングは樹種によって特性やカラーが異なります。ぜひ、お好みの無垢フローリング材を見つけて、理想とする空間づくりをお楽しみください。木材の購入でお困りの方、設計・施工業者様の皆様からのお問合せをお待ちしております。