diyでフローリングの張り替えを自分でやってみよう!

フローリングの張り替えをDIYで行うには

フローリング
古くなった住宅のフローリングを張替えたい、和室がいらなくなってしまったので畳からフローリングにしたい、トイレやキッチンの床を変えたいと思っていませんか。リフォームやリノベーションがdiyでできるならチャレンジしてみたいと思っている人もいるでしょう。この記事ではdiyでフローリングの張替をする方法と、diyでやる上で重要なポイントを紹介します。

<今回の記事のポイント>
・フローリングの張替はdiyでもできる
・フローリング材選びと手配の仕方に注意が必要

更新日:2023/10/10
初稿:2022/10/19

<目次>
・フローリング張り替えのメリットデメリット
・フローリング張り替えの流れ
・フローリング張り替えdiyのポイント
・フローリング張り替えは素材に拘ろう

フローリング張り替えのメリットデメリット

DIY フローリング

フローリングの張替はDIYでやることもできますが、専門業者や職人に依頼して施工してもらう方法もあります。どちらの方が良いのかわからずに、フローリングの張り替えを迷っている人もいることでしょう。ここではDIYに興味を持っている人のために、自分で張り替えるメリット・デメリットを紹介します。

DIYならいつでもできる

時計

diyでフローリングの張替をするメリットとしてまず挙げられるのは、いつでも自分たちの都合に合わせて施工できるということです。フローリング材や施工に必要な工具や道具を一通り揃えたら、張替をしたいと思ったタイミングで自由に施工できます。
張り替えたい部屋が複数ある場合には、時間があるときに順次やっていくことも可能です。何度も経験しているうちに簡単にできるノウハウも身につきます

ただし、経験値がない方は工事に時間を要するケースが多いので初めのうちは1日掛かりになることも少なくありません。また、工法によっては1日では難しい場合もあります。全面を剥がして張り替えを行う場合、下地材などに異変がなければそのまま張り替えを遂行できるかもしれませんが、何かあった場合には追加工事が必要になることもございます。

気が向いたときにさっと張り替えたい、インテリアの雰囲気を変えたい、フローリングの機能性を変えたいといったときに気軽にフローリングの張替を希望の場合はラミネートフローリングのKRONOTEXがおすすめです!

クロノテックス
KRONOTEXは置き敷き施工のため、長さやサイズさえ合っていれば賃貸でも簡単にフローリングの張り替えを行うことができます。既存のフローリングや床材の上から直接重ね、はめ込んでいくだけでも良いですし、既存の床材を剥がしても同様の工程で張り替えが行えます。

DIYは費用を抑えられる

電卓
diyでフローリングの張替をすると工賃がかからない分、費用は安上がりになります。diyならフローリング材の購入費用と剥がした床材の処分費用がほとんどで、他に接着剤などの消耗品を購入するだけで施工することが可能です。
業者に依頼すると必ず工事の費用や出張費用などがかかる上に、フローリング材の購入費用や廃材の処分費用がかかるケースもあります。作業費用や出張費用を削減して、少しでも価格を安くフローリングの張替えをしたい時にはプロに依頼せずに自分でdiyする方が適しています。
KRONOTEXを採用した場合、特別な工具や、接着剤は不要です。
そのため、決めた予算の中でフローリングの張り替えができるかもしれません。目安となる金額に合わせて商品の値段を確認し、選ぶことで理想の張り替えができることでしょう。まずは簡単お見積もりで概算の料金を調べてみてはいかがでしょうか。

DIYをすると自由にデザインできる

DIY
diyでフローリングを張り替えるとデザイン性が高いのがメリットのひとつです。無垢材を利用するときには自然の木目や色合いがそのまま反映されます。
フローリングはパネル状の材料を組み合わせて敷き詰めていくのが基本で、個々の材料の木目や色合いは異なります。部屋のどこにどの部材を使用するかを自由に考えて、美しい綺麗な床をデザインできるのは自分でやるdiyならではの醍醐味でしょう。フローリング材も自由に選べるので、相談に応じてくれる業者から手配すれば色合いなども希望に合うものを探せる可能性もあります。

DIYで仕上げると達成感がある

diyでフローリングを張り替えると達成感があるのもメリットです。自分の手でやり遂げると愛着も湧くでしょう。これからもずっとこの家で過ごしていきたいという気持ちが湧いてきます。一戸建てでもマンションでもフローリングの張替を通して長く住みたいという気持ちが生まれることが多いので、diyにチャレンジしてみる価値があります。

また、新しくご自身でお店をオープンするという方でもdiyにチャレンジされる方が多いように感じます。内装の壁紙を貼る作業や、窓の冊子や建具を塗装したり、フローリングの張り替えも同様です。店舗やショップを自分たちの手で創り上げることでお店への愛着がより一層増していくことでしょう。

DIY達成感

弊社ではフローリングを手軽に張替えられる商品としてラミネートフローリングの「KRONOTEX」をおすすめしております。見た目は無垢材同様ですが、床下の構造や元々あるフローリングの上からでも置くだけで施工ができる置敷きの工法が可能!また、水などがこぼれてもラミネート加工によって拭くだけでOKのメンテナンスにも嬉しい商品です。

クロノテックス

DIYはスキル次第で仕上がりが変わる場合がある

床工事

フローリングの張替をdiyでおこなうデメリットとして、張り替えのスキルによって仕上がりが変わることが挙げられます。下地作りで失敗して一部見た目がデコボコになってしまったり、接着がうまくいかずにフローリング材が反ってきてしまったりする場合があるのは確かです。
きちんと施工できるかどうかがdiyをする上で重要なポイントになります。初めてのときには手順を確認しながら丁寧にやっていくのが大切で、正しいやり方のマニュアルを見ながら施工しつつ、対策なども考慮して仕上げていきましょう。

DIYには時間と労力が必要

フローリング張り替え
diyは自分でフローリング材を選んで手配するところから、床材を剥がして新しいフローリング材を張るところまで全部ご自身でやらなければなりません。作業もすべて自分でやることになるので、時間も労力もかかるのはデメリットです。
もちろん、diyは手間暇をかけて自分でやることに醍醐味もあります。そのため、diyによる達成感と、時間や労力のかかる問題とを天秤にかけてdiyするかどうかを考えることも大切です。

腕によってできる範囲が異なる

内装工事
diyでは腕によってできることが異なります。畳からフローリングに張り替えたり、既存のフローリングを別のフローリング材にしたりするくらいの施工であれば初心者でもできるかもしれません。しかし、フローリングの張り替えと同時に間取りを変更したいといった大掛かりなリフォームになるとdiyでは難しいかもしれません。家全体のバランスにも関わるので、張り替えをするだけで良いかどうかを考えてから決めるようにしましょう。

フローリングの張り替えの流れ

無垢フローリング

フローリングの張り替えをdiyでやってみたいという方のために、簡単に張り替えの流れをまとめました!
注意点も交えながら解説するので参考にしてみてください。

段階① 床材を剥がす

畳張替

まずは床材を剥がして基礎を露出させます。畳からフローリングにする場合には畳を剥がすだけなので比較的簡単です。ただし、畳は重量もあるので注意しましょう。フローリングを張り替える場合には、壁際にある幅木あるいは根太とフローリングの間から剥がしていきます。diyではバールとトンカチを使って剥がすのが良いでしょう。床材の下にある基礎を傷つけないように気を付けながら丁寧に剥がすことが大切です。

段階② 基礎の清掃をして乾燥させる

掃除

床材を剥がし終えたら、次は基礎部分をきれいに掃除します。
状態にもよりますが、ほこりや汚れ、カビなどが発生していたら丁寧に除去しましょう。基礎がコンクリートや合板などの場合には十分に乾燥させ、カビの発生や腐食の原因となる湿気をなるべく減らします。そして次のステップに進みます。もし根太がないなら裁断した根太を床材の向きに対して垂直に並べて固定するといいでしょう。

段階③ 断熱材を敷く

断熱材

まずはフローリングを敷き詰める前に下地作りをしましょう。
床の機能を考慮して断熱材を敷き詰めるのが一般的です。断熱材は一定の厚みや、隅々まで均一に敷くのが重要で、へこみなどができてしまわないように気を付けましょう。断熱材には足を乗せないようにして、必要に応じてベニヤ板などで養生をしながら施工します。

段階④ ベニヤ板を張る

ベニヤ板

断熱材を敷き詰めたら、次は断熱材の上にベニヤ板を張ります
根太にベニヤ板を木ねじで固定すればフローリングの下地の完成です。ベニヤ板はあらかじめ床の寸法を測って裁断しておくとスムーズに施工できます。断熱材の継ぎ目とベニヤ板の継ぎ目が重ならないようにすると断熱性能が高くなるので、事前に採寸して設計しておくのがおすすめです。

段階⑤ フローリング材のレイアウトを決めてカットする

DIY フローリング カット

下地の準備ができたらフローリングを張りますが、まずは床に合わせてフローリング材をカットすることが必要です。自然材や無垢材を使用する場合にはどの場所にどの部材を使用したいかを考えてからカットしましょう。板は1枚づつ節や目が違います。そのため、仮並べをしてどのようなデザインが良いかを実際に見てみると、魅力的なレイアウトにすることができます。

段階⑥ フローリング材をはめ込んで固定する

フローリングDIY

フローリング材をカットしたら計画通りのレイアウトで敷き詰めていきます
一般的にフローリング材は、はめ込み式になっているので、きちんと裁断されていれば簡単に敷き詰められます。壁面への納めは密着させずに、5~10mm程度の隙間を設けておきましょう。そして、幅木を使って隠した方が美しく仕上がります。フローリングの固定には釘とボンド(接着剤)を併用するのが基本です。列ごとに順次固定しながら進めていき、端から端までフローリング材を敷き詰め、固定したらフローリングの張替は終わりです。

段階⑦ 必要に応じてオイルによる保護と養生をする

オイル

使用するフローリング材によっては表面保護のためにオイルを塗った方が耐久性が良くなる場合があります。
施工中も含めて表面保護のために養生が必要になることもあるので、使用するフローリング材に応じて適切な対処をしましょう。オイルによる塗装処理は2度塗りをすることが多く、1度目を塗り終えてから乾燥するまで1日程度かかります。住みながらフローリングの張替をする場合には、2日くらいは部屋を使えないことを念頭に置く必要があります。オイルが不要なフローリング材を選べば、住みながら張替をしてすぐに生活を始めることも可能です。

以上がフローリング張り替えの簡単な手順説明になります。細かく注意する点や、補修に関する点などはそれぞれ異なりますので事前に下調べを行った上で開始するのが良いでしょう。また、DIYをやってみたものの途中で難しくなったり問題が起きてしまった場合にはすぐに施工経験の豊富な専門家へ相談しましょう。原状回復も含め、無理せず慣れている業者へ依頼するのも一つです。

フローリング張り替えdiyのポイント

フローリングをdiyで張り替えて納得の仕上がりにする際には重要なポイントが2つあります。
diyを行うにあたって、フローリング材を手配するタイミングで押さえておいた方が良いポイントなので、ここで詳しく確認しておきましょう。

部屋の雰囲気やインテリアに合わせてフローリングを選ぶ

インテリア
diyは自由度が高いことがメリットなので、お部屋の雰囲気やインテリアに合わせてフローリング材を選びましょう。壁やドアの色など、内装のイメージをしつつ、木目の色合いや美しさを実際のサンプルを確認してチェックしてから決めるのがおすすめです。今までの事例を参考にするのも想像がつきやすくなるので良いかもしれません。フローリングの販売業者の中には無料サンプルを提供しているところもあるので、興味があるフローリング材を実際に手元で見てから選びましょう。

耐久性が高くてメンテナンス負担の少ないフローリングを優先する

ラミネートフローリング

フローリングの張替をするときには耐久性やメンテナンスについて考慮してフローリング材を手配しましょう。
張り替えてすぐに劣化が見られてしまったら、また張替をしなければなりません。床暖房には床暖房対応の物を選ぶなど、品質の高いフローリング材を手に入れるのは重要なポイントです。また、diyで施工するときに、オイルによる処理が必要な場合、施工期間が長くなってしまうので大変です。そして、木の特徴として伸縮をするため、防水性が低いと張替が必要になるリスクがあります。他の樹種と比較して、耐水性がある樹種加工されているようなフローリングを選ぶと満足度も高くなるでしょう。

無垢材を使用するときには保証を重視する

無垢フローリング
フローリング材として無垢材は人気があり、自然なデザインのインテリアに仕上げるにはうってつけです。
ただ、無垢材は品質が低いと変形したり、ひび割れが生じたりすることがあります。無垢材のフローリング材を購入するときにはしっかり保証がある業者から手配するのがおすすめです。施工日から少なくとも1年くらいは保証期間が設けられている業者やアフターサービスが充実しているような会社を利用しましょう。
LIFE UP FLOORでは、3つの安心保証を設けております。お客様や業者様にご安心いただいた上で、フローリングをご利用いただければと思います。何かご相談やご質問などがあった際にもお気軽にお問合せいただければ、スタッフが丁寧に対応させていただきます。
安心保証

フローリング張り替えは素材に拘ろう

フローリングDIY

フローリングの張り替えはdiyでもできます。マンションでも一戸建てでも関係なく、畳からでもフローリングからでも住みながらお好みのフローリングに施工できるのが魅力です。納得の仕上がりにするにはリビングやフロアなどそれぞれの空間に合わせた樹種を探し、理想の色合いや風合いなどを含めて選ぶことがいいでしょう。また、フローリング材の手配の仕方や業者選びにも注意が必要でしょう。

LIFE UP FLOOR保証が充実していて、無料サンプルも提供しています。フローリング材のラインナップも豊富なので、diyでフローリングの張替をご検討中の方はぜひ、ご活用ください。もちろん、個人だけでなく、法人や業者様からのご注文もOKです。ご相談やお問合せもお待ちしております。

コラム監修者からのメッセージ

コラム監修者からのメッセージ

鈴木 翔吾
・二級建築士・プレカットCAD技術者1級・第二種電気工事士・CLT大臣認定管理技術者

LIFE UP FLOORでは、お客様のご要望に合った高品質なフローリング材を全国販売し、最短当日発送が可能です!お陰様で長野東北信エリアでは販売実績No1となりました。ありがとうございます。
無垢フローリングは樹種によって特性やカラーが異なります。ぜひ、お好みの無垢フローリング材を見つけて、理想とする空間づくりをお楽しみください。木材の購入でお困りの方、設計・施工業者様の皆様からのお問合せをお待ちしております。

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