フローリングは置くだけ簡単、高級感満載の新時代へ

フローリングは置くだけ簡単、高級感満載の新時代へ

ラミネートフローリング|KRONOTEX MAMMUT 施工事例

快適な住まいは足元から。毎日一番多く体に触れ、目にする機会も多い自宅のフローリングは、住居の中でも特に気になる部分ではないでしょうか。一口にフローリングといっても、その素材は多岐にわたり種類も価格もさまざまです。

この記事では、それぞれのフローリング素材が持つメリットやデメリットに触れながら、リフォームに役立つフローリング選びのポイントを解説していきます。

ラミネートフローリング|KRONOTEX

<この記事のポイント>
・フローリングのリフォーム時期はいつ頃か分かる
・フローリングの張り替え方法を教えます
・今注目の「KRONOTEX」って?

<目次>
フローリングのリフォーム目安とその方法は?
フローリング素材、そのメリットとデメリットは?
フローリング素材を選ぶ際のポイントは?
フローリングの素材選び、ポイントを押さえてベストな選択を

フローリングのリフォーム目安とその方法は?

住んでいる期間が長くなればなるほど、食べ物飲み物をこぼしたり、不注意でものを落としたりして、床のキズや汚れが目につくようになってくるものです。フローリングのリフォームを実行する最初の目安は、このように、床のダメージが気になってしかたがないと感じたときでしょう。

リフォーム

主観的なきっかけのほかにも、歩くと床がきしむ、床が沈むなどは実際にリフォームを行うべき時を知らせてくれる床材からのメッセージです。

材質の摩耗や劣化による変形が原因とみられますが、一般的に家が建ってからおおむね15年~20年がリフォームの目安とされています。

家

フローリングのリフォーム方法は主に2種類、床を全部はがしたうえで新しく素材を敷く「張り替え工法」と、今ある床の上から新たな素材を張り付ける「重ね張り工法」です。

張り替え工法は、好みの素材で床を一新するので、新築のような仕上がりが期待できますただし、はがして張り直すという工程を経るだけに、改築にかかる費用や日数はどうしてもかさんでしまうことになります。

フローリング
一方、重ね張り工法では、張り替え工法と比べるとかなり費用を抑えることができ、短期間で工事が終えられて、廃材も極力減らすことができるというメリットがありますが、重ね張りで床材の厚みが増えた分、ドアが閉まりにくくなったり、床下のカビに気づきにくくなったりしてしまうといったデメリットもあります。

フローリング素材、そのメリットとデメリットは?

フローリングのリフォーム素材としては、敷くだけの簡単なカーペットや、塩化ビニル製のもの、無垢フローリング、複合フローリングなど様々な種類があり、それぞれにメリットやデメリットがありますので、予算や用途によって検討することが必要です。
メリットデメリット

カーペット

費用をかけずに、とりあえず汚れやキズを目立たなくしたい、という場合にはカーペットやラグマットがおすすめです。汚れやキズを隠してくれるだけでなく、保温性にすぐれ寒い時期でも足元が温かいという点が大きなメリットです。
カーペット
肌触りがよく寝転んでも体に負担なくリラックスできるという点も見逃せません。さらに、他の素材と比べて滑りにくいという特徴を持っているため、幼児や高齢者が足を滑らせてケガをするといったリスクを防ぐこともできます。サイズやデザインも豊富にあり、畳のお部屋でもカーペットを敷き洋風スタイルに模様替えをするなど、インテリアとして気軽に取り入れて楽しめる点もメリットです。
 
カーペット

一方で、食べ物や飲み物をこぼしたときは処理が大変で、ほこりや汚れが取りにくいといった欠点もあります。寒い時期にはありがたく感じる温かさも、夏場の暑い時期は逆にうっとうしく不快になってしまうというデメリットが生まれます。

クッションフロア

クッションフロアは塩化ビニル樹脂製の素材で、クッションのように弾力性がある床材です。一般的なものは1.8~3.5ミリほどの厚みがあり、木や石などの形を、色も模様も本物のように模して表現できる高度なデザイン性に特徴があります。
クッションフロア
ビニル製なので水や油汚れに強く、汚れてもすぐに拭き取ればOKで手入れが簡単です。弾力性にも富んでいることから、遮音や衝撃吸収にすぐれ、階下に影響を及ぼしにくいというメリットもあります。費用も比較的安く抑えられる点も利点となります。一方で、見た目に安っぽい感じを与えたり、他の素材に比べると劣化する時期が早かったりといったデメリットもあります。
 

フロアタイル

フロアタイルは、クッションフロアと同様に塩化ビニル樹脂製の素材ですが、クッションフロアが長尺のシートタイプであるのに対して、四角形のタイル状になっている点に違いがあります。小型で自由に組み合わせて敷くことができるため、レイアウトの自由度が高く、水や油汚れに強いのでメンテナンスが簡単といったメリットがあります。一方で、クッションフロアと同様に、他の素材と比べると劣化する時期が早くなりがちなほか、敷き詰めが甘いとずれやすいといったデメリットもあります。
 
フロアタイル

無垢フローリング

無垢フローリングとは、丸太から切り出した自然の状態のままで、他の木材を一切混ぜない天然木の一枚板を使用した床材のことを指していいます。天然木ならではの芳香や質感、木目などは他の素材と比べても、高級感の面で大きく勝ります。時間が経過するにしたがって、風合いが変わり、その変化を楽しむことができる点は無垢フローリングの大きな特徴です。また、調湿作用を持つことで余分な湿度は吸収し、湿度不足の際には水分を放出してくれるため、さらり、しっとりといった肌触りを実感することができます。
無垢フローリング
一方で、天然木は湿度によって材質が収縮するというデメリットを持ち、ねじれたり反れたりすることがあるため、定期的なお手入れが欠かせません。さらに木材ならではの柔らかさによってキズがつきやすくなりがちであるというデメリットもあります。
 

複合フローリング

複合フローリングとは、木材を原料として用いるものの100パーセント混じりけのない天然木というわけではなく、合板などの表面に化粧材を貼り合わせた素材を指していいます。人工的に加工された木材なので、材質などのばらつきがなく、無垢フローリングと比較しても、温度や湿度の変化に対応しやすく、割れや反りが起こりにくいという利点があります。
 
複合フローリング
また、これは無垢フローリングにもいえることですが、複合フローリングは水分がこぼれてもすぐに拭き取れるという点で手入れがしやすく、ダニやカビが発生しにくいという点もメリットです。一方で、質感の点や、木材ならではの手入れのしにくさ、キズのつき易さに難点がある場合がありますが、これらは、メリット、デメリットともに次に示す複合フローリングの種類によって変わってきます。

おすすめの複合フローリングはこちら

挽き板タイプ

複合フローリングの中の挽き板タイプは、厚さ2〜3ミリ程度に挽いた天然木を合板の基材表面に張り付けた素材です。加工した木材とはいえ、表面にしっかりとした厚みがあることで、無垢フローリングと感じさせる質感で高級なイメージを醸し出すことができる点はメリットです。その反面、天然木をふんだんに使用している分だけ費用はかさみ、無垢フローリングの欠点であるキズのつきやすさという点でも少々難があるといえます。
 

おすすめの挽板フローリングはこちら

突き板タイプ

複合フローリングの中の突き板タイプは、厚さ0.3~1ミリ程度にスライスした天然木を合板の基材表面に張り付けた素材です。挽き板タイプと比べて張りつける天然木が薄いという点に違いがあります。使用する天然木が少ない分、費用は抑えられ、反りや歪みが少なくて済むというメリットはありますが、表面にキズがつくと中の合板が見えてしまうという欠点もあります。
 
フローリング画像

シートタイプ

複合フローリングの中のシートタイプは、紙や樹脂などに木目柄をプリントした見た目と、天然木の質感を兼ね備えた素材です。シートタイプは、合板の上に基材となるMDFを挟み、その上に木目調のプリントを張りつけます。MDFとは「中密度繊維板」の略称で、木材を小さくほぐして分解し、接着剤などで固めて合板に張りつけたものです。木目はプリントなので天然木の欠点である反りなども発生せず、比較的費用も抑えられますが、キズがつきやすく、はがれて基板が見えてしまいやすいという欠点もあります。
MDF

フローリング素材を選ぶ際のポイントは?

フローリング素材にはどれも一長一短がありますので、これがベスト素材だと特定することは難しいかもしれません。ただし、素材の持つメリット・デメリットを整理していく中で、望ましい素材の共通項は見出すことができそうです。簡単に整理すると、「リフォームに要する費用や手間は極力抑えられる方がよい」「木が持つ高級感や温もり、風合い、質感がほしい」「カビやダニの心配がなく、お手入れが簡単で、キズがつきにくいものがよい」といった点に集約されるのではないでしょうか。

ラミネートフローリング【KRONOTEX】の施工事例

ラミネートフローリング|KRONOTEX MAMMUT 施工事例

これらの共通項を満たすフローリング材として、最近にわかに注目を集めつつある新素材があります。「KRONOTEX(クロノテックス)」と呼ばれるその素材は、表面に高性能なメラミン樹脂シートを使用しているラミネートフローリングで、タイプとしては複合フローリングのシートに分類されます。

ラミネートフローリング【KRONOTEX】の施工事例

ラミネートフローリング【KRONOTEX】の施工事例
シートのメリットは、本物と見まごうばかりの美しくリアルな木目調プリントと、天然木の欠点である反りやねじれがないこと、費用も比較的抑えられることなどがありますが、反面、キズが付きやすいというデメリットもありました。「KRONOTEX」が注目されるのは、傷がつきやすいというこのシートのデメリットを、基盤にHDFを採用することで克服したという点にあります。
KRONOTEX

HDFとは「高密度繊維版」の略称で、強度の点で一般的なシートに用いられているMDF(中密度繊維板)をはるかに上回るという特徴を持ちます。 そのため耐キャスター、耐衝撃、耐熱性のいずれにも優れ、土足での使用すらまったく問題としていません。床暖房の部屋でも利用できます。

さらにお手入れの面においては、こぼれてもすぐに拭き取れるというシートならではの利点がありますが、「KRONOTEX」はフローリングのジョイント部分の精度においても厳しい審査基準をクリアしているため、水分が隙間へ流れ込んでダニやカビの原因になるという心配がありません

KRONOTEXについてお気軽にご相談ください!
KRONOTEXについてお気軽にご相談ください!
受付時間:08:00~17:30 (日祝定休)

KRONOTEXの特徴が最もよく現れているのは、一般的な施工方法として「置敷施工」を採用しているという点です。置敷施工とはすなわち、接着剤や釘を使用しない、いわば置くだけの工法です

ハンマーなども一切使用しないため工事はとても静かで、施工に要する時間は従来品の約2分の1に短縮することが可能になります。接着しないフロア材は不要な時にいつでもはがせること、自由に再利用ができることも大きなメリットとなります。

 

KRONOTEX
フローリングのリフォームにはいくつか抑えるべきポイントがありますが、いずれの点においても一定の水準を満たしている素材はそれほど多くはありません。数少ないその選択肢の一つとしてKRONOTEXを一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

KRONOTEXの商品を見る

フローリングの素材選び、ポイントを押さえてベストな選択を

フローリングの工法や素材は多種多様で、それぞれにメリットやデメリットが備わっていますが、望ましい工法や素材の共通項は見出すことができます。それは「リフォームにかかる費用や手間を抑えつつ、木の持つ温もりや高級感は手に入れたい、さらにお手入れが簡単でキズがつきにくいものがよい」という点に集約することができます。

そのいずれの条件もクリアしているKRONOTEXは、ぜひとも押さえておきたい要チェック素材です。

ラミネートフローリング|KRONOTEX  MAMMUT 施工事例
最終更新日: