リフォームのフローリング選びのポイント!
リフォームやリノベーションの内装で悩むのは、壁やフローリングを決める時ではないでしょうか?
壁やフローリング選びでお部屋の印象が決まると言っても過言ではないからこそ、慎重に満足したものを選びたいですよね。
特にフローリングは部屋に占める面積が広く、ソファやクッションなどのインテリアとの組み合わせで部屋の雰囲気が決まる大切な要素です。
また、毎日歩くフローリングはその触感で部屋の居心地の良さも変わってくるポイントになります。
「リフォーム工事をする前にフローリングについて知りたい」
「リフォームやdiyでおすすめのフローリングを知りたい」
「無垢フローリングが気になるけどメンテナンスが大変そう」
そんなお客様のお悩みや不安を解決すべく
今回は、無垢フローリングをオススメする理由、使用するメリットデメリットやメンテナンスについて詳しくご紹介いたします!
【今回の記事のポイント】
✔️リフォームでお勧めのフローリングが分かる
✔️無垢フローリングメンテナンス方法が分かる
✔️リフォームのデザインイメージが湧く
初稿:2024/04/18
《目次》
・無垢フローリングはリフォームにおすすめ!
・リフォーム後のメンテナンスについて
・キッチンのリフォームでおすすめの無垢材
・リフォームで畳からフローリングに
・リフォームで床暖房対応フローリングに
・リフォーム住宅の施工事例をご紹介!
・無垢フローリングのリフォームまとめ
無垢フローリングはリフォームにおすすめ!
リフォームやリノベーションでフローリングの張替え工事を行う際、採用する床材を無垢材or合板フロアやシートフローリングの何を選ぶか迷う方は多いと思います。私たちは断然、本物の木である「無垢材」をおすすめします。
こちらではリフォームで無垢フローリングの利用をおすすめする理由を4つご紹介いたします!
①質感の心地よさ
無垢材の質感をや温かみを感じながら生活でき、自然素材ならではの意匠性を楽しめます。
②快適性
無垢材の特徴は『調湿効果』です。夏は涼しく、冬は暖い『天然エアコン』ともいわれています。
③経年変化を楽しめる
無垢材は色,ツヤの変化はもちろん、キズまでもが経年変化として楽しめます。
④メンテナンスの楽さ
無垢フローリングはキズ、汚れなどはけずることで補修ができ、再塗装も可能です。
最初に施工するコストは無垢材の方が高くキズや汚れも気になると思います。
合板フロアは痛んだり、劣化すると張り替え費用がかなりかかってしまう反面、無垢材は経年変化として楽しめる為
後々のメンテナンスや暮らしを考えると無垢材を使った方がコストは少なく、満足度も高いです。
特に床材は交換することが困難なので納得するまでご検討ください。
リフォーム後のメンテナンスについて
無垢材のフローリングは、傷つきやすく、温度や湿度の影響を受けやすいので、複合フローリングに比べて手入れには注意が必要ですが、難しいことはなく無垢材の知識やコツさえ掴めば、お手入れ方法自体はとても簡単です。
日々とお手入れ内容はクロスなどで乾拭きをする程度で十分です。水拭きを繰り返すとフローリングの油分がなくなり、汚れが染み込みやすくなるので、汚れが気になる時にのみ水拭きするのがポイントです。また、無垢フローリングは吸湿性が高いので、大量の水を吸収すると水ジミができ、汚れが目立つの原因になります。更に水濡れに気づかずそのままの状態が続くと、カビが生え黒くなってしまいます。水や飲み物をこぼしたときは、すぐに拭き取るようにしましょう。
無垢材は、空気中の湿気を吸収したり吐き出したりする、環境に合わせた調湿作用がある分、乾燥には弱い一面があります。木は乾燥しすぎるとひび割れや反りの原因になります。湿度が低い時期には、オイルを塗って乾燥を防ぎましょう。オイル塗装の無垢フローリングは、年に1度床全体をオイルメンテナンスをすると、無垢フローリングのトラブルを防げます。
汗などの皮脂汚れで黒ずみできたら、お酢を使って掃除をするのが効果的です。
バケツにお酢を入れ雑巾に染み込ませて水拭きして仕上げには必ず乾拭きします。お酢は日常的に家にあるモノで用にたつだけではなく、殺菌作用もあるのでお手入れに取り入れやすいですよね。
無垢フローリングに限ったことではありませんが、床に細かな砂やホコリが知らずに溜まっていると、細かい傷がついてしまいます。アレルギーの原因にもなるので、細かな溝に届くような掃除をしましょう。掃除機をかけても問題ありませんが、さっと取り出してお掃除ができるほうきもおすすめのアイテムです。
電気も使わず、塵取りでさっとゴミを受け止めて掃除ができるのは手軽にですよね。雑巾や箒など、昔からある掃除アイテムを見直してみましょう。
キッチンのリフォームでおすすめの無垢材
リフォームでリビングを広くする場合、キッチンとダイニング、リビングが一続きにすることもあります。その際のフローリングは耐水性の強い素材がおすすめです。世界三大銘木と言われ、古くから高級家具や内装などに使われてきた「チーク材」や、流通量は多く、価格も比較的安い木材「セランガンバツー」などの種類がおすすめです。
なぜチーク材が水に強いかというと、「木製タール」を多く含んでいることに由来します。 この天然のオイル成分が水を弾いてくれ、海水にも強いので造船にも使われてきました。木製タールには独特の香りがあり、この香りを好む人達も多く、チークの魅力の一つとなっています。
リフォームで畳からフローリングに
他にも、思い切ってリビングの間取りを広くしたい時は、和室が隣接している場合、畳からフローリングにリフォームする方法があります。和室の畳からフローリングに張り替える場合は、段差をなくすために下地を組み直し、断熱するために断熱材を敷く必要がある場合もあるため、張り替え費用は他のリビングリフォームよりも費用はかかります。
例えば、6畳で音を防ぐ防音や遮音対策仕様でないフローリングに張り替える場合、費用相場は16~19万円前後となるようです。畳からフローリングに変える一番簡単なリフォーム方法とは、畳の上からフローリングごと敷く上貼り工法がありますが、畳の上から重ねて張るため通気性が悪く、カビやダニが発生しやすい状態になり、フローリングにする本来のメリットが無くなってしまいます。
やはり、快適性を求め、一体感のあるフローリングにしたい場合は、畳と従来のフローリング部分の両方を一度剥がして、一つのお部屋としてフローリングを張り直すことになります。
畳のように柔らかさがあり、足腰へを負担を軽くするには、スギなど針葉樹のフローリングがおすすめです。木質が柔らかく、素足で歩いて冷たさを感じないので、高齢の方や、小さなお子様がいる家庭にも向いています。スギには、癒し効果のあるほのかな香りもするので、リビングなど人が集まりリラックスする空間にも適しています。
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フローリングをリフォームで床暖房対応に
床暖房はエアコンなどと違い、ほこりが舞うことなく、じんわりと空間を暖めてくれるメリットがあります。足元からポカポカと暖かく、座ったり、ごろんと寝そべったときの心地良さは子供やペットなど家族が自然と集まるリビングになること間違いなしです。
最近は床の上からカンタンに重ね張りできる床暖房もありますが、床面が高くなってしまうので、一度フローリングごと剥がしてから床暖房を設置することがほとんどです。
床暖房対応商品はこちら
リフォーム住宅の施工事例をご紹介!
古民家のリフォーム住宅|カバ130幅・オーク120幅
カバフロアの特長として、耐久性に優れているということが挙げられます。
日常的な使用や摩耗に強く、傷が付きにくいです。
また、カバフロアは足ざわりが良く、素足で歩いた時の肌触りや快適さがあります。
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無垢フローリングのリフォームまとめ
コラム監修者からのメッセージ
鈴木 翔吾
・二級建築士・プレカットCAD技術者1級・第二種電気工事士・CLT大臣認定管理技術者
LIFE UP FLOORでは、お客様のご要望に合った高品質なフローリング材を全国販売し、最短当日発送が可能です!お陰様で長野東北信エリアでは販売実績No1となりました。ありがとうございます。
無垢フローリングは樹種によって特性やカラーが異なります。ぜひ、お好みの無垢フローリング材を見つけて、理想とする空間づくりをお楽しみください。木材の購入でお困りの方、設計・施工業者様の皆様からのお問合せをお待ちしております。