分譲・建売住宅のフローリング選びにについて解説

分譲・建売住宅のフローリング選び

分譲・建売住宅を購入する際に、重要なポイントの一つとなるのがフローリングの素材やデザインです。快適な生活を送るためには、適切なフローリングを選び、生活スタイルやインテリアの雰囲気なども含め検討することが大切。今回は、このフローリング選びのポイントについて解説を含め、ご紹介していきたいと思います。

住宅フローリング

<この記事のポイント>
・分譲・建売住宅のフローリング選びについてわかる
・分譲・建売住宅のフローリングのポイントがわかる

初稿:2024/2/18

<目次>
フローリングの素材選びについて
フローリングデザインの選択
フローリングのコストについて
フローリング選びのまとめ

フローリングの素材選びについて

まず始めに、分譲・建売住宅でフローリングの素材選びが大切になるのには、いくつかの理由があります。
第一に、フローリングは日常的に過ごす場所として耐久性が求められます。フローリングの素材によって、耐久性やメンテナンス性は異なりますし、室内の雰囲気や印象にも大きく影響を与えます。そのため、インテリアとの調和や、快適な空間演出をするためにも、フローリングの素材選びは重要です。

さらに、フローリングは住宅の価値にも影響したり、もし将来、売却を検討する場合にもフローリングの素材はチェックされるケースが多いです。そのため、分譲・建売住宅を販売する会社や設計事務所、工務店でもフローリング選びは余念を許しません

フローリング住宅

一般的なフローリング素材には「無垢フローリング」や「複合フローリング」「ラミネートフローリング」などの種類があります。無垢フローリングは一枚板を使用した本格的な無垢材のフローリングとして、自然素材ならではの木の質感や温かみを感じることができます。

一方で、複合フローリングやラミネートフローリングは無垢フローリングに比べ、メンテナンス性の高さや耐久性にも優れているケースが多いです。加工されている分、寸法安定性もあり、価格も無垢材に比べて手頃に手に入れやすいとされています。

複合オーク フローリング
複合オーク
複合オーク

上記写真は、住宅に【複合オーク150幅】を採用いただいたものです。
オーク材フローリングの中でも人気の高い樹種となり、ナチュラルに幅広いテイストに合わせることができます。色の濃淡や節など木材の持ち味を活かし、加工することで見た目や質感は本物のようでいて、狂いも少なく施工しやすいフローリングとなっております。
また、こちらの商品は床暖房対応商品でもあるので寒冷地などでも気兼ねなく、ご利用いただけます。

分譲・建売住宅のフローリング材をお探しの方は、まずは無料サンプル請求にて、カタログと実際にフローリングサンプルをご覧いただければと思います。

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無垢フローリングや複合フローリング以外にも、分譲・建売住宅におすすめなのが、LIFE UP FLOORで販売しているラミネートフローリングの【KRONOTEX(クロノテックス)】です。
こちらの商品は世界80ヶ国以上で販売されているフローリング材で、高級感がありながらも、耐キャスター耐衝撃耐熱性にも優れているため、土足でも使用可能なフローリング商品となっています。

高密度繊維板(HDF)を基材とし、表面に高性能なメラミン樹脂シートを使用しているラミネートフローリングになり、4つの層により優れた耐久性と独特の品質を持ち合わせています。現代のようなイスが主流となる生活様式では、フローリングに傷が付きやすいですが、KRONOTEXであればそういった心配もなく、安心してご利用いただけるので、分譲・建売住宅に限らず、店舗や商業施設などの大型物件でも人気のある商品となります。

また、置き敷きという施工方法によって、施工性にも優れているため、リフォームやリノベーションはもちろん、マンションなどでの使用にも最適です!

フローリングデザインの選択

分譲・建売住宅は建てる業者や建築会社によってそれぞれ推し出す部分やこだわり、得意な分野が違います。
例えば、自然素材にこだわった住宅を推奨している工務店もあれば、設備や機能性に富んでいる大手ハウスメーカー、平屋や海外風な住宅を得意としている設計事務所など様々です。中でも顕著に現れやすいのが住宅のデザインです。流行や時代の背景も含まれますが、分譲や建売で販売する際には各会社の特色が出やすく、外構から内装まで各々の特色を出しつつ、統一感あるものへ仕上げていきます。その中で、フローリングのデザインというのは大きな役割を持つようになります

一般住宅 フローリング

フローリング(床)は天井や壁と同様に、空間の中でも大部分を占める箇所です。
リビングや居室などはもちろんですが、床は玄関から廊下、お風呂場や階段に至るまであらゆる場所に施工されます。そのため、フローリングのデザインや張り方によって室内の雰囲気や内装の感じも変わってきます。

ここからはフローリングの色や樹種を含めデザイン性を、施工事例と共にご覧いただければと思います。ぜひ、分譲や建売住宅をご検討中の方も参考にしていただければと思います。

自然な風合いを感じられるデザイン

フローリング

梁や柱を見せることで、自然素材の風合いを感じられる空間となっています。
こちらのフローリングで採用されたのはまたまた人気の【オーク120幅セレクト】です。オークの美しい木目と表情がシンプルな中にも風合いを出し、ナチュラルで落ち着いた雰囲気を演出してくれています。

オーク
オーク

見る角度や光の入り具合によっても表情を変えるため、飽きもなく、長く愛着を持って楽しんでいただけるデザインとなります。大人気のオーク商品を実際にお手元でご覧になりたいという方は、お気軽に「無料サンプル請求」にてお問合せください。

シックで落ち着きのあるデザイン

フローリング

独特な木目鮮やかな茶褐色で魅せる大人でシックな空間デザイン。
こちらで採用いただいたのは、マホガニーやブラックウォールナットと並ぶ高級材として知られる【ミャンマーチーク90幅】です。ミャンマーチークは別名「本チーク」と称されることもあり、銘木中の銘木とされています。ご覧いただいてもわかる通り、上品で美しい色合いと表情が高級感を演しています。

ミャンマーチーク
ミャンマーチーク
テーブルや椅子、ソファーやカーペットとの相性も良く、とてもハイセンスなインテリアとなっています。ミャンマーチークは良質な油や、木製タールが含まれていて、酸化・腐食がしにくく水や虫にも強いという性質を持っています。そのため、その特徴を生かし、古くから世界各国で造船材などにも多く用いられてきました。

明るく柔らかな雰囲気のデザイン

パイン フローリング
針葉樹特有の淡い乳白色の色味と、個性的な節が奏でる表情は空間を明るくしてくれます。
こちらで採用いただいたフローリングは【パイン材】で、北欧のようなテイストや和風な雰囲気によくマッチします。そしてパイン材は柔らかく肌触りも心地いいため、高齢者やお子様がいる空間にも人気のある樹種です。
パイン
パイン
広葉樹と針葉樹の大きな違い香りや硬さにあります。
針葉樹独特の香りヒーリング効果もあり、材質が柔らかいため、DIYなどにも向いています。また、パイン材は経年変化も楽しめる樹種で、使い込むことで表面は飴色にツヤを出していきます。これから先、長く住まう住宅だからこそ、そういった楽しみ方ができるのも魅力の一つです。

以上のように、フローリングもデザインの一部として考えるだけで、インテリアや空間の統一感が増したり、こだわりのテイストや雰囲気を演出することに繋がります。空間の大部分を占めるからこそ家具や雑貨以上に空間演出の手助けになります
その反面、イメージやテイストを考えずに選んでしまうとバラバラな雰囲気となり、違和感を感じたり、快適性や居心地の良さには繋がらないでしょう。

もし、分譲・建売住宅のフローリング選びや、適したフローリングにお悩みの方がいらっしゃいましたら、いつでもお気軽にご相談くださいませ。インターネット通信で全国販売をするLIFE UP FLOORなら全国各地の分譲・建売住宅のサポートができます!

フローリングのコストについて

ここからは、フローリングのコストに関して少しお話ししていきたいと思います。
今まで述べてきたように、フローリングと言っても樹種や素材加工方法によって色々なフローリングがあることをご理解いただいたかと思います。そのため、当たり前ですがコストについてもそれぞれです。

大きく分類すると、【無垢フローリング・複合フローリング・ラミネートフローリング】があります。中でも最も高価とされるのが無垢フローリングです。ただし、樹種によっては複合フローリングと大差ないものも多くございます。

無垢フローリングが高価とされるのは、やはり原木をそのまま使用するというところや、希少樹種であればあるほど、使用する枚数によって高くなる傾向にあります。また、輸入先での生産量や伐採制限などによっても樹種の価格は異なります。特に、ここ数年は世界情勢や環境配慮の観点から、良質な木材や枚数が採れないものに関しては高騰傾向にあったり、コストが不安定なものもあります。

一方の複合フローリングについては、無垢材とは異なり、合板や無垢材を組み合わせて加工したものになるので、無垢フローリングと比較すると、単純に使用する木材の量が少ないため、安価とされています。ただし、こちらも同様に、使用する無垢材の厚さや樹種などによって料金は変動します。

最後にラミネートフローリングについてですが、ラミネートフローリングも無垢フローリングに比べると安価とされています。理由は複合フローリングと同様なことが挙げられますが、その後のメンテナンスや耐久性などを含めて、トータルで考えるとコストパフォーマンスが良いと言われています。

KRONOTEXの表面は、耐摩耗性(キズの付きづらさ)AC5~AC4に分類され、とてもキズが付きづらい商品です。 耐キャスター・耐衝撃・耐熱性にも優れていますので、海外のように土足で使用しても問題ありません。

クロノテックス

また、耐汚染性もあるため、頑固な汚れも水拭きすることで落ちたり、手軽にお掃除することができます。そして特殊な保護層によって表面を覆われているので、劣化もしにくいです。その上、施工に関しても接着剤や釘を使用しない「置き敷き施工」が可能なため、職人さんや業者さんへ依頼しても工期短縮になり、工賃を抑えることにもつながります。DIYが得意という方はご自身で施工することもできるでしょう。

このように商品購入から施工、その後のメンテナンスに至るまで、トータルで考えるとコストが掛からないフローリングとして好評いただいており、分譲や建売を検討されているお客様にもおすすめの商品となります。

フローリング選びのまとめ

今まで、フローリングで選びに関する知識や情報をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。始めにお家を考える際に、分譲での一戸建て注文住宅にしようか、建売住宅にしようか考える必要があると思います。どちらもメリット・デメリットがありますし、それぞれのご家庭や生活スタイルによって良し悪しは異なります。その中で、今回はフローリングの選び方にフォーカスしてお話ししてまいりました。現在、分譲地にて住宅の建築をご検討されている方や、建売販売を考えている業者様、リフォーム・リノベーションを含め、参考にしていただければと思います。

フローリング選びも住宅同様、生活する人や日々の暮らし、そして理想とする住宅デザインによって選択基準は異なります。デザイン重視の方であれば、カラーや風合いが大切になってきますし、その後の生活で機能性を重視するのであれば、メンテナンスフリーの商品が選ばれやすいです。長く住まう家だからこそ大部分を占めるフローリング選びは重要なポイントです。

フローリング

もし、フローリング選びで迷われている方や、フローリングを検討している業者様がいらっしゃいましたら、いつでもお気軽にお問合せください。お好みやご要望を伺った上で、最適なフローリング商品をご提案させていただきます。

他にも、公共施設商業施設など大型物件でのフローリングの採用は増えてきています。それだけ、木材のフローリングが与える効果や印象というのは大きいのかもしれません。ライフアップフロアでは豊富な樹種とバリエーションをご用意しており、安心保証も充実!ぜひ、フローリングの張り替えやリフォーム、新築を検討されている方はライフアップフロアのフローリングも視野に入れ、参考にしていただけると嬉しいです。

安心保証

コラム監修者からのメッセージ

監修者

鈴木 翔吾
・二級建築士・プレカットCAD技術者1級・第二種電気工事士・CLT大臣認定管理技術者

LIFE UP FLOORでは、お客様のご要望に合った高品質なフローリング材を全国販売し、最短当日発送が可能です!お陰様で長野東北信エリアでは販売実績No1となりました。ありがとうございます。
無垢フローリングは樹種によって特性やカラーが異なります。ぜひ、お好みの無垢フローリング材を見つけて、理想とする空間づくりをお楽しみください。木材の購入でお困りの方、設計・施工業者様の皆様からのお問合せをお待ちしております。

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最終更新日: