複合フローリング15mmは無垢材に負けない質感

複合フローリングの優れた品質

複合ヒッコリー
複合フローリングは日本で最もポピュラーな床材です。フローリング専門店「LIFE UP FLOOR」で買える、主な複合フローリング材と特長をご紹介します。写真の商品はこちら⇒複合ヒッコリー

<この記事のポイント>
・無垢フローリングと複合フローリングの違いがわかる
・複合ブラックウォールナットの特徴がわかる
・複合ブラックチェリーの特徴がわかる
・複合ヒッコリーの特徴がわかる

更新日:2023/11/12
初稿:2023/2/19

無垢フローリングと複合フローリング

フローリングには、無垢フローリング複合フローリングがあります。

無垢フローリングは単層フローリングで、切り出した木材の一枚板を加工した床材です。断熱性が高く、調湿性があるので夏でもさらっとしており、冬は温かなやわらかい足ざわりが特徴です。傷がついても下の基材がむき出しになることはなく、削り直しもできます。時間の経過とともに木肌の色合いが深まり、その家に馴染む唯一の床材に成長します

無垢フローリング
一方で紫外線によって日焼けしたり、木の種類によっては傷がつきやすかったりといった欠点もあるため、注意が必要です。経年劣化が気になる人には向きません
床の傷
湿度の変化によって膨張したり収縮したりを繰り返すので、反りやゆがみが出たり隙間ができたりすることもあります。素材そのものの価格は一概に高いとは言えませんが、施工に手間がかかるためコストが上がります。水に弱いためワックスやオイルで表面を仕上げるのが一般的で、年1回程度のワックスがけが必要です。
フローリングワックスがけ

複合フローリングは集成材や合板の基材の上に薄い天然木や化粧シートなどを張り合わせた床材で、日本でも広く使われています。無垢材のような調湿性はありませんが、湿度や温度による変化が少ないため床暖房に対応している製品も多いです。

質感は表面加工の種類によりますが、傷や汚れにも強いので扱いやすくなります。表面加工のバリエーションも豊富です。合板なので広い幅が取れ、施工しやすいのでコストがかかりません
フローリングリビング

フローリングの質感にこだわりたい場合は、表面化粧材に挽板(ひきいた)を選ぶとよいでしょう。2ミリ~3ミリの厚さの挽いた板を使うため、無垢の床のような質感を楽しめます。突板(つきいた)の場合は、厚みが0.2ミリ〜1ミリほどになります。素材にかかるコストを減らして、木材の風合いも取り入れることが可能です。樹脂などに木目模様などをプリントしたシートタイプの床は、水に強く手入れのしやすさが抜群です。

複合ブラックウォールナット150

ブラックウォールナットはクルミ科の広葉樹で、高級木材として家具に使われたり、住宅や施設の内装材に使われます。もともと落ち着いた色合いですが、タンニンを多く含み時間の経過とともに深みが出て高級感が増します。適度な油分があり、使うほどにツヤが出るのも特徴です。強度があるので加工しやすく、衝撃や摩擦に強く反りやゆがみも出にくい素材です。重厚感のあるインテリアはもちろんですが、節目を残した個性的な表情を持つため、モダンなインテリア等とも調和します。
ブラックウォールナット

写真の商品はこちら⇒複合ブラックウォールナット

複合ブラックウォールナット150は、12mmの合板の表面に3mmのウォールナットの厚挽き板を使用した贅沢な床材です。無垢材本来の質感があり、自然オイル塗装が施されています。1ケースには無垢材と同じ15ミリの厚さで幅150ミリ、長さ1820ミリの板が6枚入になっており、1.63平方メートルになります。基材に合板を使って自然環境への配慮と、コスト削減を同時に実現しました。

ブラックウォールナット
無垢材の弱点である反りや縮みを補う高い安定性があるため、床暖房推奨となっています。幅広加工ができ、デザイン性や機能性にも優れているので、新築一戸建てのアイランドキッチンにもフィットします。

複合ブラックチェリー150

ブラックチェリーはバラ科の広葉樹で、テーブルなどの高級家具や楽器などにも使用されます。床材としても高級材で、加工性耐久性に優れています。木を挽いたときにできる表情豊かで不規則な杢目(もくめ)が意匠性を高め、適度な硬さと豊富な油分によるツヤ肌触りのよい質感で人気です。ブラックチェリーの大きな特徴は、色味の劇的な変化にあります。最初はピンクにも見える色をしていますが、数週間から1年で、はっきりとわかるほど色が変化し深い飴色のフロアになります。
ブラックチェリー

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複合ブラックチェリー150は表面に厚さ3ミリのブラックチェリーを使用し、複合ブラックウォールナット150同様の特長を持っています。広葉樹と相性のよい自然オイル塗装が施されており、表面に塗膜を張ることなく木の内部に浸透して、ブラックチェリーの杢目を活かしながら美しい色合いを引き出します。集成材なので幅広加工ができ、端材も利用するのでコストを抑えることも可能です。

ブラックチェリー

ブラックチェリーの温かみのある優しい色合いは、白い壁のキッチンをより清潔に見せます。
高級感のあるフローリングは家の顔とも言える玄関にもふさわしく、床暖房推奨品の複合ブラックチェリー150子供部屋の床に使うことで、冬でも滑らかな木の足ざわりを感じることができます。

複合ヒッコリー150

ヒッコリーはクルミ科の広葉樹で、とても硬く衝撃に強いのが特徴です。その特徴を活かして野球のバットやドラムのスティックハンマーの柄などに使われています。硬くて加工が難しいので、DIYならどちらかと言えば上級者向きです。色は赤茶色からベージュと、濃淡のバリエーションがあります。杢目は基本的には縦に通っていますが、波状や不規則な部分もあり、フローリングに使うとデザイン性の高い個性的な床に仕上がります。ヒッコリーは時間が経つと、赤みのある優しいオレンジ色に変化します。
複合ヒッコリー

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複合ヒッコリー150も15ミリの厚さで、サイズや入っている数はほかの製品と変わりません。ヒッコリーの個性の強さを活かすためには、幅広で使える複合フローリングがぴったりです。ヒッコリーは燻製用のスモークウッドとして使われるほど、癖のないよい香りがします。寝室のフローリングに使うと、ほのかな香りでリラックス効果が期待できます。

ヒッコリー
明るい色調の木材は、人気の北欧スタイルのインテリアともよく合います。無垢材だと硬くて加工しにくいヒッコリーも、複合フローリングならDIYの敷居も低くなります。狭い範囲のリフォームには、古い床を剝がすことなく行える重ね張り工法も可能です。二重床構造になるので床の強度が上がり、防音性も高まります。気に入った床材があれば施主支給で床材を調達して、施工だけを事業者に依頼できる場合もあるので相談してみましょう。

複合フローリングは「LIFE UP FLOOR」へ

「LIFE UP FLOOR」は1947年設立の株式会社カネトが運営する、フローリング専門店の通販サイトです。インターネットでいつでも簡単に商品の検索が可能です。全国の建築士やハウスメーカー、施工事業者、顧客と関わりながら様々な要望をかなえてきた企業なので、満足の行く商品選びができます。
ブラックウォールナット

画像の商品はこちら⇒複合ブラックウォールナット

商品を開封していなければ、7日以内なら返品や返金が保証されており初めてでも安心です。

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