無垢フローリング【カバ】
ピックアップ商品
更新日:2024/10/17
初稿:2021/9/12
《目次》
・樺(カバ)について
・滑らかな肌触りのヒミツ
・カバフローリングの施工事例をご紹介
・ピックアップ商品
・各種お問合わせやご相談
樺(カバ)について
今回ご紹介するカバは、中国東北地方やロシアなどで生育している、カバノキ科シラカンバ属の落葉広葉樹で、明るく、淡い白黄色の樹種です。カバとして、西南桜が紹介されることもありますが、こちらは中国南部の西南地区で採れる桜色の樹種で、白黄色のカバとは区別されています。カバは木の中心に近い芯材は明るい肌色ですが、中心から遠くなる辺材は色が白っぽくなり、「ホワイトバーチ」と呼ばれることもあります。
カバはバーチ材とも呼ばれ、緻密で光沢のある美しい木肌ときちんと乾燥された材であれば狂いも少なく、非常に加工性の良い木材として家具やフローリング材として重宝されてきました。
木材の部類ではどちらかというと硬い部類になですが、同じ広葉樹のチークなどに比べれれば弾力性があり、適度な硬さが足や腰に負担がかからないので、ダンススタジオや体育館などによく使用されています。衝撃の吸収性も高く、目が詰まっていて減りにくいのも特徴です。
滑らかな肌触りのヒミツ
この、カバのきめ細かく、なめらかな肌触りのヒミツは、木にある、導管と呼ばれる水分や養分を伝導するための管にあります。
導管が太く、環状に並んでいる木材を環孔材といい、代表的な木材に、ナラ材やタモ、ケヤキ材があります。これらは木目がはっきりして、道管が太いため表面の手触りもやや凹凸が感じられるでしょう。
カバは散孔材と言い、導管が細く、木全体に満遍なく散らばっているので、非常になめらかで優しい雰囲気の木材なのです。
カバフローリングのもう一つの特徴として挙げられるのは、年数を経ても色が変わりにくいことがあります。無垢フローリングの多くの樹種は使い続けるうちに深みのある飴色に変化していきますが、カバは比較的当初の色が持続します。無垢フローリングの経年変化が気になる、明るい色の床を持続したいと思う方は、カバがおすすめです。
チークやウォールナットは高級材と言われていますが、カバは品質の割には手が届きやすい価格帯で、とてもバランスの良い無垢材と言えるでしょう。グレードを選ぶことによって更に費用を抑えることができるので、無垢フローリングでどんな木が良いか悩んでいる方は、一度カバを手にとってみてください。LIFE UP FLOORでは豊富な樹種の無料サンプルをご用意しております。お気軽にお問合せください。
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Q:乱尺はどういう意味でしょうか?
A:乱尺とは、床材の長さが一定ではなく、300㎜~1200㎜までの長さをランダムに梱包した商品です。短いものも入っている為、割り付けもよく、施工によるロスも少なく済みます。短い一枚物の組み合わせで、重厚感・高級感抜群です。
Q:UNIはどういう意味でしょうか?
A:UNI(ユニタイプ)とは、UNIは板を縦長方向に3~6枚継ぎ足して1820㎜の長さにした商品です。板をジョイントすることによって材料を効率よく使えるので、安価に製造でき、施工時間も短縮できます。一般的なフローリングとして一番多く使われています。
Q:自然オイル塗装について教えてください
A:自然オイルは油(オイル)による浸透性の保護塗料です。UV・ウレタン塗装と違い、塗膜をはるのではなく、オイルを浸透させて保護するのが特徴です。木目を濃く見せて、木本来の風合いを楽しめ、木の調湿機能を妨げません。傷や汚れへの耐性は低いが、傷やシミをサンドペーパーで削ることができ、再度フローリング用のオイルを塗布することにより、簡単にメンテナンスができます。木本来の質感を楽しめる仕上がりとなっております。