無垢フローリング【バンブー】

バンブーについて
バンブーは竹のことを言います。竹は成長が早く、4年~5年で伐採できるので安価で取り扱われている素材でもあります。バンブーは伸縮が少なく、弾力性を持っています。硬さもあり安定性に優れています。

中国や東南アジアなどのアジア圏ではバンブーの用途はかなり幅広く、工芸品から日用品、建材に船や足場などにも使われています。
日本でもよく竹垣や割り箸などで使われていますよね?これだけ幅広く利用されているのはバンブーの加工性や耐水性に優れていることが挙げられます。
美しく滑らかな木目と縦筋がキレイで、フローリング材としても需要が広がってきています。和室にも相性が良く、床暖房にも適しているとされています。
フローリング材として使用するバンブーはよく目にする緑色とは異なり、黄色味がかった色合いになります。ただ、無塗装の場合にはカビが発生しやすいところもあるのでウレタン塗装を施したものが主流です。
バンブーは地球に優しい?
最近ではこのバンブーがエコで環境に優しいとされ、見直されてきています。それは竹の特性にあります。
竹は植物の中でも少量の水で成長できます。そのため雨水だけで生きていけて、水やりの為に人工的に用水路などを引く必要がありません。余計な手間などをかけなくても自然と成長してくれます。それでいて成長が早いとあれば持続可能で環境への負担も少なくて済むことが理解できます。
様々なな用途がありながらも、手間を掛けずに繰り返し栽培できる竹は正にエコでしかないですよね。
また、竹は空気をキレイにする効果も持ち併せていて、森林よりも3割近く酸素を排出し、二酸化炭素や温室効果ガスを吸収しているようです。成長が早いのと関係があるかもしれません。
これほどまでに地球に優しいエコな素材は他に類を見ません。そのため現在のような世界的に環境問題が問題視されている中、見直され各方面で使用されているのは納得です。