フローリング土足対応のメリットと選び方
「店舗や玄関など、床の上を土足で使う場所って、フローリングがすぐに傷んでしまいそうで心配…」
そんな不安を感じている方は、意外と多いのではないでしょうか?
最近では土足使用を前提に設計されたフローリング材も増えており、住宅や商業施設のフロアへの導入が進んでいます。中でも注目されているのが、ドイツ製ラミネートフローリング「KRONOTEX(クロノテックス)」シリーズ。耐久性と美しさを兼ね備えたこの床材は、まさに“土足対応”の理想形とも言える存在です。

<この記事のポイント>
✔️土足OKフローリングの選び方と注意点が分かる
✔️土足使用に強い素材の違いと特徴が分かる
✔️KRONOTEXシリーズが選ばれる理由と活用事例が分かる
初稿:2025/6/27
<目次>
・土足対応フローリングとは?基礎知識
・KRONOTEXシリーズが選ばれる3つの理由
・土足OKフローリングKRONOTEXの活用事例
・土足対応フローリングはこれで失敗なし!
・土足対応フローリングはKRONOTEX
土足対応フローリングとは?基礎知識
「土足対応フローリング」とは、靴を履いたままでも安心して使える耐久性・耐摩耗性に優れたフローリング材のこと。店舗やオフィス、玄関、さらには住宅の一部スペースでも、そのニーズは年々高まっています。タイルやカーペットだと汚れも落ちにくく掃除の手間もかかりますが、「土足対応フローリング」は通常の住宅用フローリングと異なり、傷がつきにくく、汚れにも強いため、メンテナンスの手間が大幅に軽減されるのも魅力の一つです。とくに「美しさ」も「強さ」も求められる今、見た目も性能も両立できる素材選びが重要になっています。

土足でも使える=強さ+快適性+デザイン性
「土足OK」と聞くと、どうしても“業務用”や“無骨”なイメージを持ちがちですが、実は最近の土足対応フローリングはまったくの別物。高性能でありながら、見た目も洗練されており、むしろ「住宅でも使いたい」と選ばれるケースが増えています。

なぜなら、土足利用に必要な要素は主に3つ。
まずは「耐久性」。傷や凹みに強く、キャスターや重い荷物の移動にも耐えること。
次に「メンテナンス性」。汚れが染み込みにくく、サッと拭くだけで清潔を保てること。
そして「デザイン性」。空間に馴染むナチュラルな質感や、高級感ある木目など、インテリアにマッチする美しさが求められます。
この3つを満たしたフローリングこそ、今の時代の“土足対応”にふさわしい素材と言えるでしょう。

フローリング素材の比較:どれが土足向き?
フローリングにはさまざまな種類がありますが、土足利用を前提にする場合は素材選びがとても重要です。ここでは代表的なフローリング素材を「耐久性・デザイン性・価格・土足適正」の4点で比較します。
⇩⇩比較表はこちら⇩⇩
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なかでもKRONOTEX(クロノテックス)に代表されるラミネートフローリングは、耐久性とデザイン性を高レベルで両立しており、土足使用に最も適した選択肢の一つです。見た目はまるで天然木のようなのに、傷に強くて水にも耐える——まさに「見た目も使い勝手も譲れない!」という人にピッタリな素材です。

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KRONOTEXシリーズが選ばれる3つの理由
KRONOTEXとは?
フローリングを「見た目」だけで選ぶ時代は終わりました。特に土足使用を前提とする場所では、“耐久性・実用性・デザイン性”のバランスが非常に重要。そのすべてを高い水準でクリアしているのが、KRONOTEX(クロノテックス)シリーズです。ドイツ製の確かな品質と世界基準の性能を兼ね備えたこのシリーズは、マンション・店舗・住宅・オフィスなど、用途を問わず選ばれ続けています。

高密度HDF+4層構造の驚異的な耐久性
「土足でも大丈夫?」という不安に、KRONOTEXは明確に「Yes」と答えてくれます。その理由は、基材に使用されている高密度繊維板(HDF)と、表面を守るメラミン樹脂シートを含む4層構造にあります。
この構造により、以下のような圧倒的な耐久性を実現しています。

- 耐摩耗性:欧州基準「AC4〜AC5」ランク(商業施設にも使用可能なレベル)
- 耐衝撃性:重い物を落としても凹みにくい強度
- 耐キャスター性:イスや什器の移動による擦れに強い
- 耐熱性・対薬品性:床暖房OK、油性マジックにも対応

また、KRONOTEX製品はヨーロッパ規格EN13329に準拠しており、品質は国際的にも認められています。こうした構造が、「土足利用を前提とした場所」でも安心して導入できる理由なのです。

洗練されたデザインと豊富なバリエーション
KRONOTEXの魅力は、性能だけではありません。見た目の美しさ、空間に与える印象の洗練度も群を抜いています。シリーズには、用途や好みに合わせて以下のようなデザインバリエーションが揃っています。
- MAMMUT(マムート):重厚で存在感のある幅広デザイン。高級ホテルや会議室に最適

- AMAZONE(アマゾン):スマートで繊細な印象の幅狭タイプ。狭い空間でも上品に映える

- HERRINGBONE(ヘリンボーン):欧州の伝統様式を再現。個性を演出したい空間に


木目の柄や色味、風合いは本物の無垢材と見間違うほどリアルで、空間全体に上質な雰囲気をもたらします。「強くて美しい」——これこそ、KRONOTEXが選ばれる理由です。また、土足対応ではありますが、もちろん素足でも問題なく使用いただけます。

掃除・施工がラク!土足空間でもストレスフリー
フローリングは「使ってからが本番」。どれだけ強くて美しくても、掃除や施工が大変では困ります。KRONOTEXはその点でもユーザーに寄り添った設計です。
まず、お手入れのしやすさ。ジョイントの精度が高く、隙間にゴミが入りづらいので、日常の掃除が圧倒的にラク。メラミンシートにより、水拭きにも強く、汚れも落としやすいのが特長です。子供の足の汚れや脂による足跡がついてしまっても簡単に拭き取ることが可能です。

さらに施工面でもうれしいポイントが。
- 置敷施工が可能(床に置くだけで施工でき、のちの張替えも簡単)
- 接着施工も対応可(しっかり固定したい場所にも)
- 工事期間の短縮につながる
とくにリフォームやテナント入替など、短期間で施工したいケースにも最適です。

土足OKフローリングKRONOTEXの活用事例
どんなに性能が良くても、実際に使われている事例がないと不安…そんな方のために、KRONOTEXシリーズはさまざまなシーンで導入されている実績があります。たとえば、軽井沢のホテルやコテージ、雑貨店、ギャラリー、オフィス、住宅の玄関など。
「土足OKかつデザインも重視したい」場所で多く採用されており、その使用実績が信頼の証です。
「えっ、ここにも使われているの?」というくらい、幅広い用途で活躍しているのがKRONOTEXの魅力でもあります。

店舗・施設・住宅まで!使用場所別アイデア集
KRONOTEXシリーズは、ただのフローリング材ではありません。その強さと美しさから、プロの設計士・工務店・オーナーたちにも数多く選ばれています。
以下に代表的な活用シーンを紹介します。
〈使用場所別アイデア〉
- 店舗(アパレル・雑貨・美容室など)
→来客の多い場所でも傷や汚れがつきにくく、空間演出にも最適。
- ホテル・宿泊施設
→高級感のあるデザインと耐久性で、客室の質感を格上げ。
- オフィス・会議室
→キャスター付きの椅子にも強く、長期使用でも劣化しにくい。
- 玄関・土間空間(住宅)
→家族の出入りが多い場所でも、汚れを気にせず清潔に保てる。
実際に導入された事例を見ると、KRONOTEXは「ただ強いだけではない」とわかります。住空間にも商業空間にもフィットする万能性こそ、他にはない魅力です。

土足対応フローリングはこれで失敗なし!
「土足OK」と書いてあるフローリングなら、どれを選んでも大丈夫…と思っていませんか?実はそこが落とし穴。選び方を間違えると、「思ったより汚れが目立つ」「ペットもいるから、すぐにキズが…」なんて失敗にもつながりかねません。
そこでここでは、初心者でも失敗しないためにチェックすべき3つのポイントをご紹介します。

〈失敗しないための3つのチェックポイント〉
- ACランク(耐久性等級)を確認する
→土足使用にはAC4以上が安心。AC3以下は家庭用。
- 掃除・メンテナンス性を考慮する
→表面コーティングや継ぎ目の構造が掃除のしやすさに直結。
- 用途に合ったデザイン・色味を選ぶ
→汚れが目立ちにくい色・木目かどうかも大切な判断軸。

耐久性ランク(AC規格)の正しい読み方
フローリングのパッケージや商品説明にある「AC4」や「AC5」などの表記。これ、何のことかわからずスルーしていませんか?
実はこれ、「耐摩耗性のグレード(等級)」を示す欧州規格EN13329に基づいたもの。数値が大きくなるほど耐久性が高くなり、用途の目安が明確になります。
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KRONOTEXシリーズのMAMMUTやAMAZONEは、AC4〜AC5に対応。つまり「プロユース」にも耐えうる信頼性があるということです。だから、店舗や玄関などの「土足OKエリア」にも安心して使えるんですね。

土足OKでも掃除しにくいフローリングがある?
「土足OK」だからといって、すべてが掃除しやすいわけではありません。 このポイントを見落とすと、日々の手間が増えて後悔…なんてことにも。
特に気をつけたいのは以下の点です。
- 表面がツヤなしマット仕上げだと、皮脂や水滴が目立ちやすい
- 凹凸の強い木目は汚れが入り込みやすい
- 継ぎ目に隙間があると、ゴミや水が入りやすく掃除しにくい
その点、KRONOTEXはメラミン樹脂による滑らかな表面と、高精度ジョイント構造で掃除も簡単。
サッとひと拭きでキレイが保てるので、ホテルや店舗、玄関の「毎日の清掃」にもストレスを感じにくい設計になっています。
つまり、「土足対応=掃除ラク」とは限らない。だからこそ、表面仕上げや継ぎ目構造までしっかりチェックして選びたいですね。

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土足対応フローリングはKRONOTEX
土足対応のフローリングと一口に言っても、素材の違いや性能の幅はさまざまです。大切なのは、「どこで、どのように使うか」という用途と環境をしっかり見極めること。

今回ご紹介したKRONOTEX(クロノテックス)シリーズは、まさにその答えの一つ。
耐久性・デザイン性・施工性という三拍子が揃い、商業施設から住宅の玄関まで、幅広く対応できる柔軟性を持っています。
特に、「土足で使いたいけれど見た目も妥協したくない」「掃除が大変なのは避けたい」という方にとっては、これ以上ない選択肢と言えるでしょう。

あなたの空間に合った床材を選ぶことは、毎日の暮らしの快適さを左右する大事な決断です。“強いだけじゃない、美しい床”を探しているなら、KRONOTEXをぜひ一度検索してみてください。
きっと、理想の部屋づくりがもっと現実的に、もっと楽しくなるはずです。

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コラム監修者からのメッセージ

鈴木 翔吾
・二級建築士・プレカットCAD技術者1級・第二種電気工事士・CLT大臣認定管理技術者
LIFE UP FLOORでは、お客様のご要望に合った高品質なフローリング材を全国販売し、最短当日発送が可能です!お陰様で長野東北信エリアでは販売実績No1となりました。ありがとうございます。
無垢フローリングは樹種によって特性やカラーが異なります。ぜひ、お好みの無垢フローリング材を見つけて、理想とする空間づくりをお楽しみください。木材の購入でお困りの方、設計・施工業者様の皆様からのお問合せをお待ちしております。