防水フローリングとは?性能を比較!
水回りにフローリングを使いたいけれど、「水に弱いんじゃないの?」と不安に思ったこと、ありませんか?
最近では、キッチンや洗面所、ペットのいるリビングなどにも安心して使える“水に強いフローリング”が続々と登場しています。
「子どもが飲み物をこぼす」「ペットのトイレ対策としてでマットを敷いている」「塗料やワックスを塗るのが面倒」「掃除を水拭きでしたい」など、日常生活でのちょっとしたストレスも、床材の選び方ひとつで驚くほど軽減できます。

ですが、「防水」と書かれていても、実は“完全防水”とは限らなかったり、素材によって水への強さが大きく違ったりします。つまり、正しい知識を持っていないと、せっかく選んだ床材で後悔することも……。
そこで今回は、水に強いフローリングの「防水性能」を徹底的に比較しながら、どんな場所にどんな床材が適しているのかをわかりやすく解説します!
<この記事のポイント>
✔️防水フローリングと耐水フローリングの違いが分かる
✔️種類ごとのメリット・デメリットが分かる
✔️水回りやペット環境に適した床材の選び方が分かる
初稿:2025/6/28
<目次>
・水に強いフローリングの基本とは?
・フローリングの防水性能を比較!
・用途別防水フローリングの選び方
・防水フローリング導入前に必要な知識
・防水性能と快適性を両立するCOREPEL
・まとめ:防水性能を徹底比較
水に強いフローリングの基本とは?
「水に強いフローリング」とひとくちに言っても、実は“防水”と“耐水”ではその意味が大きく異なります。防水とは「水を通さない」こと、耐水とは「ある程度の水には耐える」こと。つまり、防水フローリングは水が染み込まない構造なのに対して、耐水フローリングはあくまで“しばらくの間なら大丈夫”というレベルです。
だからこそ、キッチンや洗面所、ペットのいる家庭など、水と日常的に関わる空間では、「防水性」の高さに注目することがとても大切なんです。

防水と耐水、どっちが強い?明確な違いを解説
フローリング選びでよく目にする「防水」と「耐水」という言葉。似ているようで、実は性能に大きな違いがあります。
まず「防水」とは、水分をまったく通さない性質のこと。表面や内部に水が侵入しないように設計されており、長時間の水濡れでも反りや膨張、変色などが起こりにくいのが特徴です。浴室のフロアや屋外用素材に採用されることも多く、安心感があります。

一方「耐水」は、ある程度の水には耐えられるという性能です。たとえば「飲み物をこぼしてすぐに拭き取れば問題ない」といったレベルで、あくまでも短時間の水濡れには対応できる、というもの。長時間放置すれば、水が染み込んでしまう恐れがあります。
「防水=水に強い」「耐水=気をつければ使える」という認識を持っておくと、水回りなどの使用場所によって最適なフローリングを選ぶ判断がしやすくなります。

水に強い床材に共通する3つの特徴
「水に強いフローリング」と聞くと、特殊な素材に思えるかもしれませんが、実は優れた防水性を持つ床材にはいくつか共通点があります。ここでは、どんなフローリングを選べば“水に強い”と言えるのか、見極めのポイントを3つに絞ってご紹介します。

まず1つ目は、「素材の構造が多層になっている」こと。複合フローリングやラミネートフローリングなど、表面に水を弾く層があり、中まで水が浸透しにくい設計になっています。

2つ目は、「継ぎ目(ジョイント部)が緻密」であること。板と板の隙間から水が入り込むことを防止するには、シームレスな加工やクリック式接合など、構造やデザインそのものの精度が重要です。

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フローリングの防水性能を比較!
フローリングにはさまざまな種類がありますが、水に対する強さは素材や構造によって大きく異なります。ここでは、代表的な3つのタイプ「無垢材」「ラミネートフローリング」「コアペル」について、それぞれの防水性能とメリット・デメリットを比較してみましょう。

無垢材フローリングの防水性はどう?
無垢材フローリングは、天然の木をそのまま使っているため、木の風合いや香り、肌触りなど自然のぬくもりが魅力です。無垢材は水分を吸収しやすい性質がありますが、それは決してデメリットではありません。湿気の多いときには空気中の水分を吸い取り、乾燥しているときには放出する「調湿効果」があり、室内を快適な湿度に保つ手助けをしてくれます。自然素材ならではのやさしい機能性が、心地よい住環境をつくります。

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ラミネートフローリングの強さ
ラミネートフローリングは、HDF(高密度繊維板)の上にプリント化粧シートを重ね、防水コーティングを施した構造が特徴です。日常的な水こぼしや湿気にも強く、サッと拭くだけでお手入れが完了する手軽さが魅力です。さらに、水拭きやスチームモップに対応している製品も多く、掃除のしやすさを重視するご家庭に適しています。コストパフォーマンスにも優れており、水回りにも取り入れやすい床材として人気です。長時間の水濡れに注意することで、より長持ちします。

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コアペルのフローリングはなぜ防水に強いのか?
コアペルは、「超防水性能」と「環境配慮」を両立した新世代のフローリングです。高性能な樹脂で木質繊維をコーティングする構造により、水を完全に遮断。ジョイント部分もシームレスにフィットするため、隙間からの侵入もほぼありません。

コアペルは、キッチンやトイレはもちろん、ランドリールームや土足で歩く玄関周りにもおすすめ。しかも、耐久性・耐熱性・耐寒性にも優れているため、ペットや子供がいる家庭でも安心して使用できます。
見た目も天然木そのもので、メンテナンス不要、環境にも優しいという万能な性能を持つコアペルは、まさに“水に強いフローリング”の決定版です。

ライフアップフロアでは、複合フローリングなど他にも多数の商品を取り扱いしています。カラーバリエーションや商品の種類も豊富なため、ぜひ、新築やリフォーム・リノベーションの予定がある方は、採用を検討してみてはいかがでしょうか。
また、関連業者のハウスメーカーや建築会社、工務店など、施工や商品に関するご相談がございましたらお気軽にお問合せください。
用途別防水フローリングの選び方
水回りにフローリングを使う際には、デザイン性だけでなく「どこで、どんな使い方をするか」によって最適な床材を選ぶことが大切です。ここでは、場所別に防水性が求められる理由と、それに合ったフローリングの種類をご紹介します。使う場所によって適材適所で選べば、快適さと長持ちを両立できます。

キッチン・洗面所で選ぶべき防水性とは?
キッチンや洗面所は、日常的に水が飛び散る場所。加えて油汚れや洗剤なども付着しやすく、床材にとっては非常に過酷な環境です。ここで重要になるのは、表面だけでなく継ぎ目からの水侵入を防ぐ性能です。


ペットのいる家に最適な防水床材とは
ペットを飼っているご家庭では、「水こぼし」「粗相」「引っかき傷」「毛の掃除」など、床に求める機能が一気に増えます。そんなときに活躍するのが、耐水・耐傷・滑りにくさを兼ね備えたフローリングです。


皆様にぜひフローリング材の品質や質感をお手にとって確認いただきたく、無料サンプルをご用意いたしました。実際の商品をご覧いただくことで、通信販売でよくある後悔も防げるかと思います。カタログも同封しておりますので、ぜひご利用ください。
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防水フローリング導入前に必要な知識

よくある失敗と後悔ポイントとは?
「防水」と書かれていたから選んだのに、実際には“表面だけ”が防水加工で、継ぎ目から染み込んでしまったというケースは意外と多いです。また、見た目が安っぽく見えてしまったり、床材が硬すぎて足が疲れやすく感じる、という声もあります。

さらに、安価な防水フローリングの中には、紫外線による色あせや、数年で表面の加工が剥がれてしまうものも。長期的に見て“安物買いの銭失い”にならないように、耐久性・ジョイント構造・メンテナンス性の3点を重視することが大切です。
見た目や価格だけで決めるのではなく、生活スタイルや使用環境に合った床材を選ぶことが、後悔しない秘訣です。

メンテナンスは?水掃除やスチーム対応の実情
防水フローリングのメリットのひとつが、「水拭きできる」「掃除が簡単」などのメンテナンス性の高さです。ただし、すべての防水フローリングがスチームモップに対応しているわけではありません。


LIFE UP FLOORでは、無垢フローリング、ラミネートフローリングや複合フローリング、床暖房に対応した商品など多数のラインナップを取り揃えております。
ホームページでは、それぞれの商品を使用した施工事例もご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!
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防水性能と快適性を両立するCOREPEL
ここまでの記事を読んで「じゃあ結局どのフローリングがいいの?」と感じた方へ、自信を持っておすすめできるのがCOREPEL(コアペル)です。防水性・耐久性・安全性・デザイン性のすべてを兼ね備えた次世代フローリングとして、住宅・店舗・オフィスなど幅広いシーンで支持されています。
2つの主力モデル「essence」と「evolution」の違いも、選び方の参考になります。

COREPEL essenceとevolutionの違いとは?
コアペルのフローリングは、用途や価値観に応じて選べる2つのモデルが展開されています。どちらも「高い防水性能」「高耐久構造」「環境配慮型素材」を共通項としており、現代のライフスタイルにぴったり。
「essence(エッセンス)」は、ナチュラルな木質感とデザイン性に優れたスタンダードモデル。日常生活での使用に最適で、見た目重視の方にもぴったりです。


⇩⇩比較表⇩⇩
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こんな方におすすめ!COREPELが選ばれる理由
数あるフローリングの中でもコアペルが選ばれる理由は、「ちょっと良いフローリングを選びたい」という方の期待を超えてくれる点にあります。見た目がナチュラルで高級感がありつつ、水にも強く、長年使っても傷みにくい。しかも環境にやさしく、メンテナンスも手間がかかりません。
住宅から商業施設、公共スペースまで対応できる汎用性の高さも魅力のひとつです。

まとめ:防水性能を徹底比較
水に強いフローリングを選ぶことは、快適な暮らしをつくるうえで非常に重要です。とくにキッチンや洗面所、ペットのいるリビングなど、日常的に水と接するシーンでは「防水性」が高い床材を選ぶことで、トラブルやストレスを未然に防げます。
今回ご紹介したように、無垢材・ラミネートフローリング・コアペルなどにはそれぞれ特長と適した使い方があり、どれが「正解」というよりは、「ライフスタイルに合った選び方」が成功の鍵になります。

その中でもコアペルは、完全防水・高耐久・自然な美しさを兼ね備えた次世代フローリングとして、住宅から商業施設まで幅広く使える優れた選択肢です。
あなたの暮らしにぴったりの床材を見つける第一歩として、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
「水にも強く、おしゃれで、手間が少ない」そんな理想の床、きっと見つかります。
あなたも、快適で安心な空間づくりを始めてみませんか?

コラム監修者からのメッセージ

鈴木 翔吾
・二級建築士・プレカットCAD技術者1級・第二種電気工事士・CLT大臣認定管理技術者
LIFE UP FLOORでは、お客様のご要望に合った高品質なフローリング材を全国販売し、最短当日発送が可能です!お陰様で長野東北信エリアでは販売実績No1となりました。ありがとうございます。
無垢フローリングは樹種によって特性やカラーが異なります。ぜひ、お好みの無垢フローリング材を見つけて、理想とする空間づくりをお楽しみください。木材の購入でお困りの方、設計・施工業者様の皆様からのお問合せをお待ちしております。