フローリングの樹種で変わる部屋の印象とは?

印象を変えるフローリング樹種とは?

「部屋の雰囲気をもっとオシャレにしたいけど、何から手をつければいいのか分からない…」
そんなとき、見落とされがちなのがフローリングの樹種です。実は、床材の選び方ひとつで部屋の印象は大きく変わるんです。

たとえば、同じ家具でも床がナチュラルな木目か、濃いブラウンかで「明るく開放的」にも「落ち着いた高級感」にも演出できます。
だからこそ、自分の理想の暮らしに合ったフローリング樹種を知ることはとても大切なんです。

チークHERINGBONE〈ネシアチーク〉

<この記事のポイント>
✔️樹種選びで「失敗しないポイント」がわかる
✔️家具や壁と調和する床材が見つかる
✔️ライフスタイルにぴったりなフローリングが選べるようになる

初稿:2025/5/25

<目次>
樹種が部屋の印象に与える3つの影響
フローリング樹種の特徴と印象を比較
樹種とインテリアで考える選び方
樹種の選び方!フローリング事例紹介
フローリングの注意点!樹種選び
お気に入りのフローリング樹種を楽しむ

樹種が部屋の印象に与える3つの影響

床材に使う木材の「樹種」は、部屋全体の雰囲気を決定づける大きな要素です。
同じ間取りやインテリアでも、床材の色・木目・質感が違うだけで、「落ち着く空間」「開放的な空間」か、まったく違った印象になります。

なぜなら、私たちの視界において、床の面積は非常に広く、無意識に感じ取る情報量も多いから。
このセクションでは、色味・木目・質感という3つの視点から、樹種が与える印象の違いを詳しく解説します。

チェック

色味による印象の変化とは?

フローリングの色味は、部屋の明るさや広さ、そして“心理的な快適さ”に強く影響を与えます。

たとえば、明るいベージュ系やホワイト系のフローリングは、光をよく反射し、空間を広く・清潔に見せる効果があります。「開放感のある部屋にしたい」「北欧風インテリアが好き」という方に白やベージュは人気です。

MAMMUT(マムート)D3081
【写真使用部材】MAMMUT(マムート)D3081

一方で、色が濃く落ち着いた印象を与えるダークブラウンや赤味のある木材は、重厚感や高級感が漂います。ホテルライクな空間や、書斎・寝室などリラックスしたい部屋に選ばれやすい傾向です。

ブラックウォールナット120
【写真使用部材】ブラックウォールナット120

さらに、色味が中間のナチュラルブラウン系は、最も汎用性が高く、どんな家具やスタイルにもなじみやすい点が魅力。「失敗したくない」「家具を買い替えるかもしれない」という方にもおすすめです。

色選びは、単なる見た目だけでなく、「そこにいる時間の快適さ」にも関係しています。「最近、家にいてもなんだか落ち着かない…」という方は、もしかすると床の色が心理的に影響しているのかもしれません。

西南カバ90
【写真使用部材】西南カバ90 プレミア

木目の違いが空間の雰囲気を左右する理由

木目のデザインも、部屋の印象を大きく左右する要素の一つです。直線的で均一な木目は「洗練」「モダン」な印象を与えるのに対し、節ありや不規則な模様は「自然」「温もり」といった印象を強めます。

たとえば、メープルバーチ(カバ)などの木目が控えめな樹種は、すっきりとした印象で、モダンインテリアと非常に相性が良いです。

メープル、バーチ

逆に、オーク(ナラ)パインスギのように、節や年輪がしっかり見えるタイプは、あたたかみのある空間に仕上がります。

木目の太さや流れも見逃せません。横方向に長く流れる木目は、視覚的に「広がり」を演出してくれます。一方、縦に強調された木目は、天井を高く感じさせるような錯覚を生み出すことも。

オーク(ナラ) パイン スギ

また、木目が持つ個性によって、家具や壁材との調和も変わってきます。たとえば、同様のナチュラル系の木目でも、直線的なものはシャープに見えますし、波打つような木目はやわらかく見えるなど、細かい違いが全体の印象に響いてきます。

「木の模様なんて気にしたことなかった!」という方こそ、ぜひ一度、木目の種類を意識してみてください。きっと選び方が変わりますよ。

NZパイン91
【写真使用部材】NZパイン91

表面の質感が持つ「心理的効果」とは

樹種の違いによって、実は「触感」や「見た目のツヤ感」も変わってきます。そしてその質感は、私たちの感情にまで影響を与えることがあるんです。

たとえば、表面がマットでサラッとした質感のフローリングは、落ち着いた雰囲気を作りやすく、日常にそっとなじむ存在に。一方、ツヤがあるウレタン塗装仕上げの床は、照明を反射し、より華やかで高級感のある印象に仕上がります。

つや、マット

また、足ざわりのあたたかさや「裸足で歩きたくなる心地よさ」も重要な要素です。ひのきなどの柔らかい木は、ふんわりとした足ざわりで癒やし効果もあり、夏は涼しく、冬はほんのり暖かく感じられます。こうした点が無垢材の魅力とも言えるでしょう。

ひのき90〈節有〉
【写真使用部材】ひのき90〈節有〉

逆に、硬めでツルっとした材は耐久性が高く掃除の時もラクですが、「冷たく感じる」「無機質に見える」と感じる人も。だからこそ、見た目の質感と肌に触れたときの質感を両方チェックすることが大切なんです。

「部屋に入ったときの“空気感”が好き」と感じる家は、実は床の質感がつくり出しているのかもしれません。

KRONOTEX AMAZONE D3668
【写真使用部材】AMAZONE(アマゾン)D3668
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フローリング樹種の特徴と印象を比較

フローリングに使われる木材には、さまざまな「樹種」があり、それぞれに異なる風合いや特性があります。「見た目が好き」で選ぶのもひとつの方法ですが、加工のしやすさ、木の硬さや色の変化、使い心地や手入れのしやすさまで考えると、自分に合った一枚が見つけやすくなります。

このセクションでは、代表的な人気樹種であるナラ(オーク)チェリーメープルウォールナットの4種を取り上げ、それぞれの特徴や部屋に与える印象の違いを比較していきます。

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ナラ(オーク):万能でバランスの取れた印象

ナラ材(別名オーク)は、最も人気のあるフローリング樹種の一つで、適度な硬さと耐久性を兼ね備えています。重すぎず、軽すぎず、色味もやや黄みがかったナチュラルブラウン。どんなインテリアにもなじむ汎用性の高さが魅力です。

木目ははっきりしていますが、主張しすぎず、心地よいリズムを持っています。そのため、「初めてのフローリング選びで迷っている」という方にもおすすめ。

「シンプルだけど、ちゃんとおしゃれに見せたい」 「家具や壁の色に縛られたくない」そんなニーズにも応えてくれるのがナラの魅力です。

また、時間が経つにつれて少しずつ味わいが増していくのも特徴のひとつ。長く使っても飽きにくく、「住みながら好きになる」タイプの樹種です。

オーク75幅

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チェリー:華やかで温かみのある雰囲気

チェリー材は、赤みがかった色合いと、細やかで艶やかな木肌が特徴の広葉樹です。使い始めは明るくソフトな印象ですが、年月とともに深みのある美しい赤褐色へと変化し、ヴィンテージ感が増していきます。

この色の変化は「経年変化」「経年美化」とも呼ばれ、素材に味を求める人にとっては大きな魅力。使い込むほどに住宅に“物語”が刻まれていくような感覚があります。インテリアとしては、クラシカルなスタイルや、ややラグジュアリーな雰囲気にぴったり。女性的で柔らかい印象を持つので、リビングや寝室にもおすすめです。

「木にあたたかさと個性を求めたい」そんな方にはチェリーが心強い選択肢になります。

チェリー

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メープル:明るく清潔感のある部屋に

メープル材は、明るい白系の色味と、上品で繊細な木目が特徴です。清潔感と爽やかさを演出できる樹種として、様々な用途に使えるため人気があります。

「北欧風の内装インテリアが好き」「とにかく部屋を明るく見せたい」という方には最適な選択肢で、フローリングだけで空間がパッと明るくなるような印象を与えます。

また、他の木材と比べ、硬くてキズが付きにくい性質もあり、子どもやペットがいる家庭でも安心して使えるのも大きなポイント。

一方で、木目はやや控えめなので、デザインに物足りなさを感じる方もいるかもしれません。しかしそれが逆に、家具やカーテンなど他のインテリアを引き立てる“引き算の美学”として効果を発揮する場面も。

メープル90

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ウォールナット:落ち着きと高級感を演出

ウォールナットは、濃いめのダークブラウンが印象的な木材で、重厚感と高級感を兼ね備えたフローリング材として根強い人気を誇ります。深みのある木目とやや紫がかった色調が、静かで落ち着いた空間を作り出してくれます。

「ホテルライクな部屋にしたい」「落ち着いた書斎が欲しい」そんな方には最適な選択肢です。

また、照明との相性が良く、間接照明などを使うことで陰影が美しく浮かび上がり、まるで映画のワンシーンのような雰囲気を演出できます。そのぶん、「色の濃淡のバランスを楽しみたい」というインテリア上級者にこそおすすめしたい樹種でもあります。

商品一覧から検索してみてください。

ブラックウォールナット120幅

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樹種とインテリアで考える選び方

「この木、好き!」と思って選んだのに、実際に部屋に敷いてみたら「なんだかちぐはぐ…」なんて経験、ありませんか?
フローリング選びは、“見た目の好み”だけでなく、インテリアスタイルとの相性も大事な判断ポイントです。

このセクションでは、よく選ばれる3つのスタイル(北欧風/和モダン/ナチュラル)に合うフローリング樹種を紹介し、選び方のコツをまとめていきます。

チェック

北欧風なら明るめ×シンプルな木目が◎

北欧スタイルにぴったりなのは、明るい色味と控えめな木目を持つ樹種です。なかでも人気なのがメープルバーチ(カバ)。どちらも白っぽい色合いと優しい風合いを持ち、室内に自然光が差し込むような“抜け感”を演出してくれます。

北欧インテリアは、家具や照明がシンプルながらデザイン性が高く、全体的に「軽やかでやさしい雰囲気」が魅力。そのため、床材も主張しすぎず、清潔感のある仕上がりが求められます。

カバ90 自然オイル
【写真使用部材】カバ90 自然オイル

また、明るめの床材は部屋全体を広く見せる効果もあるため、「狭い部屋を少しでも広く見せたい」「清潔感のある空間にしたい」と考える方には最適な選択肢です。

注意点として、白系の床は髪の毛やホコリが目立ちやすいというデメリットも。とはいえ、ほうきやフロアモップでも簡単に綺麗になりますので、日常的な掃除を習慣にしている方にはデメリットというより美観を保つ指標として活用できます。

カバ75 床暖推奨商品
【写真使用部材】カバ75 床暖推奨商品

和モダンには落ち着いた濃色樹種が映える

和モダンスタイルのインテリアには、落ち着きと重厚感を持つ濃色系のフローリングがよく似合います。代表的なのはウォールナットナラ(オーク)。これらの木材は深みのある色合いと整った木目が特徴で、伝統的な「和」のテイストと現代的な「モダン」を融合させる空間づくりにぴったりです。

和モダンは、障子や格子、間接照明などと組み合わせることが多く、素材そのものの「質感」や「存在感」が重要になります。その点でウォールナットの高級感は、空間に落ち着きと品格をもたらし、空間を楽しむことができます。

ブラックウォールナット120幅
【写真使用部材】ブラックウォールナット120

一方、ナラは少し明るめながらも落ち着いた色調を持ち、床だけでなく家具にもよく使われるため、空間全体を統一しやすいのが魅力です。

注意点としては、濃い色の床は光の反射が少なくなり、部屋が暗く見える可能性があること。照明や壁の色を明るくして調整しましょう。

オーク90 UV プレミア
【写真使用部材】オーク90 UV プレミア

ナチュラル志向は節あり・色ムラのある木材が人気

「自然素材に囲まれて暮らしたい」そんな方に人気なのが、節や色ムラがある“素朴な木材”を使ったナチュラルインテリアです。代表的な樹種には、針葉樹であるスギヒノキがあり、見た目の個性とあたたかみが強く表れます。

節があるフローリングは「天然の木そのものの表情」を感じられるため、人工的な印象がなく、ぬくもりや安心感を求める方にはぴったり。特にヒノキは、やさしい香りや足ざわりの良さもあり、リラックス効果が高いとされています。

ひのき90〈節有〉
【写真使用部材】ひのき90〈節有〉

また、素足で過ごす時間が多いご家庭や、子どもが床に寝転がるような暮らしには、柔らかく肌触りのよい樹種が向いています。

注意点としては、節や色ムラの“個体差”が出やすいため、サンプルだけで判断せず、実際の施工写真や広い面積での色味を確認することが大切です。

「自然体で、気取らない暮らしがしたい」そんな思いを持つ方にこそ、ナチュラル志向の樹種はぴったりの選択です。

杉30 無塗装
【写真使用部材】杉30 無塗装

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樹種の選び方!フローリング事例紹介

「百聞は一見にしかず」。実際の施工事例を見ると、樹種の選び方や印象の違いがぐっとリアルに伝わってきます。
ここでは、ライフアップフロアで人気の3つのフローリング材を使った事例を紹介します。

それぞれの施工前の課題、導入したフローリング樹種、導入後の変化に注目してご覧ください。「自分の家だったらどうだろう?」と想像しながら読むと、きっと選び方の参考になりますよ。

【事例1】複合ブラックチェリーで上質リビングに変身

複合ブラックチェリー150

ブラックチェリーは、ほんのり赤みを帯びた色合いと、絹のように滑らかな木肌が魅力のフローリング材です。導入直後は淡い色味を持ちながらも、時間の経過とともに深みのある赤褐色へと変化していく「経年美化」を楽しめるのが大きな特長。住まいと一緒に“味わい”が育つ樹種です。

木目は比較的控えめで、上品で優雅な印象。空間をすっきりとまとめながらも、華やかで落ち着いたリビングにしたい方に最適です。とくに、ナチュラルカラーの家具や白系の壁との相性が良く、上質なコーディネートを実現できます。

この施工事例では、ブラックチェリーが部屋全体のトーンに温かさを加え、柔らかく、上質なリビング空間に仕上がりました。「高級感とぬくもりを両立したい」方にこそ、おすすめの樹種です。

【事例2】節ありひのきでぬくもりある空間に

ひのき節有

ひのきのフローリングは、日本らしい素朴な風合いと自然な香りが特徴の樹種です。節ありタイプは、木が育ってきた“個性”がそのまま表れており、1枚1枚に違った表情があるのが魅力。ありのままの自然を感じたいという方には、ぴったりの素材です。

ひのき特有の淡いクリーム色の色合いは、室内に明るさと清潔感をもたらします。また、柔らかく足ざわりがよいため、子どもや高齢者のいる家庭でも安心して使えるという実用性も評価されています。“裸足で過ごしたくなる床”として人気の高い樹種です。

この事例では、家族の団らんを大切にするリビングに導入され、ぬくもりを感じるやさしい空間が完成しました。木の香りや節の表情がある暮らしに憧れる方には、非常におすすめのフローリング材です。

【事例3】ハードメープルで明るく開放的な印象に

複合ハードメープル150

ハードメープルは、明るくクリーンな色味と、きめ細かい木目が魅力のフローリング材です。家具やインテリアのデザイン性を際立たせる「引き算」の美学が光る樹種で、特に北欧風やミニマルなインテリアとの相性が抜群です。

硬度が高く、耐久性に優れているため、傷がつきにくくメンテナンスもしやすい点が特徴。また、反射率が高く、部屋を実際よりも明るく広く見せる効果もあります。コンパクトな住まいを開放的に見せたい方にぴったりです。

この事例では、メープルの明るさによって、採光の少ないリビングが見違えるほど開放的な空間に生まれ変わりました。インテリアの邪魔をしないすっきりとした木目と色味は、清潔感と爽やかさを重視する方におすすめの選択肢です。

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フローリングの注意点!樹種選び

フローリングは一度敷くと簡単に変更できないため、「見た目の好み」だけで選んでしまうと後悔の原因になりかねません。特に樹種ごとに持つ色合いや木目、質感の違いは、空間全体に大きな影響を与えます。

この記事の後半では、失敗しやすい落とし穴と、その回避法を2つの視点から解説します。
「せっかくの床材選び、納得できる仕上がりにしたい」という方は、以下のポイントをしっかりチェックしておきましょう。

チェック

サンプルと実際の印象のギャップに注意

ブラックチェリーやウォールナットなどの濃い色の樹種は、サンプルで見ると高級感がありますが、実際に広い面積で敷くと、意外に部屋が暗く感じられることがあります。逆に、明るい色のフローリングでも、照明の色合いや自然光の入り方によって、思った以上に黄みが強く見えたり、冷たい印象になることもあります。

こうした「イメージとのズレ」を防ぐには、できるだけ大きめのサンプルを取り寄せ、実際の部屋の照明環境に近い場所で確認するのが効果的です。さらに、施工事例の写真やシミュレーション画像も合わせてチェックすれば、理想の仕上がりにグッと近づけます。

つまり、「想像と違った…」という後悔を防ぎ、納得のいく空間づくりが叶えられるのです。

ブラックウォールナット120
【写真使用部材】ブラックウォールナット120

インテリア全体との調和をイメージして選ぶ

フローリングを選ぶ際には、単に「好きな色」や「人気の樹種」という理由だけで決めるのではなく、空間全体との相性を意識することが重要です。床は室内で最も広い面積を占めるため、インテリア全体の印象を大きく左右します。

たとえば、北欧風の明るい家具と合わせたいなら、メープルやバーチなど白系でクセのない木目が理想です。一方で、和モダンやクラシカルな空間を目指すなら、ウォールナットやナラなど深みのある樹種がよく馴染みます。

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また、壁紙やカーテン、扉など、空間の他の素材との「色のトーン」や「質感の相性」も意識することで、ぐっと完成度の高いコーディネートが実現できます。

家具の色や素材をあらかじめ決めておく、もしくは今ある家具に合わせてフローリングを選ぶといった視点を持つことで、失敗のリスクは大幅に減ります。迷ったときは、施工事例やインスタグラムなどで「好みの空間」に使われている床材を観察してみるのもおすすめです。

ネシアチークヘリンボーン60幅

お気に入りのフローリング樹種を楽しむ

フローリングの「樹種」は、見た目の美しさだけでなく、部屋全体の雰囲気や居心地に大きな影響を与える大切な要素です。色味や木目、質感の違いによって空間の印象が変わるため、「なんとなく好み」で選んでしまうと、あとから違和感を覚えたり、インテリアと調和しなかったりするケースも少なくありません。

この記事では、代表的な樹種の特徴を詳しく紹介し、それぞれがどんな印象を部屋にもたらすのかを具体的に解説しました。あわせて、インテリアスタイル別の選び方や、実際の施工事例から得られるヒント、さらには樹種選びで後悔しないための注意点やチェックポイントもご紹介しています。

MAMMUT D3081
【写真使用部材】MAMMUT D3081

大切なのは、見た目の好みだけでなく、「自分の暮らし方」や「部屋の使い方」に合った素材を選ぶこと。床は空間の中で最も広く、日々の暮らしの“土台”になる存在です。だからこそ、丁寧に選ぶことが、快適な空間づくりの第一歩になります。

あなたも、自分らしく過ごせる理想の住まいを実現するために、“本当に合ったフローリング樹種”を見つけてみませんか?

カバ130
【写真使用部材】カバ130

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コラム監修者からのメッセージ

監修者

鈴木 翔吾
・二級建築士・プレカットCAD技術者1級・第二種電気工事士・CLT大臣認定管理技術者

LIFE UP FLOORでは、お客様のご要望に合った高品質なフローリング材を全国販売し、最短当日発送が可能です!お陰様で長野東北信エリアでは販売実績No1となりました。ありがとうございます。
無垢フローリングは樹種によって特性やカラーが異なります。ぜひ、お好みの無垢フローリング材を見つけて、理想とする空間づくりをお楽しみください。木材の購入でお困りの方、設計・施工業者様の皆様からのお問合せをお待ちしております。

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