挽板と突板の違いを徹底解説
床材選びで「突板、挽板、無垢材のどれがいいのか?」と迷ったことはありませんか?それぞれの特徴やメリット・デメリットを知らずに選んでしまうと、思わぬ後悔につながることもあります。突板はデザイン性とコストパフォーマンス、挽板は耐久性と自然な質感、無垢材は木そのものの風合いが魅力です。今回の記事では、これらの床材を徹底比較し、用途やライフスタイルに合った最適な選び方をご紹介します。理想の空間をつくるためのヒントが満載です!
<この記事のポイント>
✔️突板・挽板・無垢材の違いがわかる
✔️突板・挽板・無垢材の性能や価格を比較する
初稿:2024/12/15
<目次>
・床材選びに欠かせない基礎知識
・突板フローリングの特徴
・挽板フローリングの特性と使い方
・無垢材フローリングの魅力と選び方
・突板・挽板と無垢材の価格と性能比較
・LIFE UP FLOORの安心保証について
・記事内容のまとめ
床材選びに欠かせない基礎知識
床材は住まいの雰囲気や快適性を左右する重要な要素です。中でも「突板」「挽板」「無垢材」を比べると、それぞれ特徴や仕上がりが異なり、用途や予算に応じて適したものを選ぶ必要があります。突板はコストを抑えた選択肢として人気があり、挽板は無垢材に近い質感を持ちながら耐久性も兼ね備えています。一方、無垢材は自然素材そのものの魅力がありますが、価格やメンテナンス面には注意が必要です。これから詳しく違いや選び方のポイントを解説していきます。
突板・挽板・無垢材の違いとは?
「突板」「挽板」「無垢材」は、それぞれ加工方法や厚みが異なります。突板は、木材を薄くスライスして合板に貼り付けたもので、厚さ0.3mm〜0.5mmと非常に薄く、プリント合板よりも本物の木質を活かしながらコストを抑えることが可能です。挽板は、2〜3mmの天然木を使用し、無垢材に近い見た目と感触を実現します。その厚みからペットや日常生活での傷がつきにくく、技術的にも長期間の使用に耐えられる点が評価されています。また、挽板はキッチンや玄関といった湿度の高い場所でも適用できる場合が多く、防音性能にも配慮されていることが多いのが特長です。
【写真使用部材】ブラックウォールナット120
知っておきたい!床材選びの失敗例
床板選びでは、以下のような失敗が起こりがちです。突板フローリングは、表面が薄いため、重い家具を移動すると傷がつきやすいという欠点があります。挽き板フローリングは見た目の良さや美しさから選ばれることが多いですが、コストを事前に確認せずに購入し、予算を超えてしまうケースがあります。
また、無垢材フローリングはその自然な質感が魅力ですが、湿度や温度変化による反りや割れが起きやすいので、長期的なメンテナンス計画を立てることが大切です。さらに、耐久性の観点で選ぶ際には、各版の違いを理解し、自分の生活スタイルに合ったものを選ぶことが重要です。これらのポイントを押さえることで、後悔のない選択が可能になります。
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突板フローリングの特徴
突板フローリングは、木材を薄くスライスしたシートを合板に貼り付けた床材です。この加工方法により、天然木の見た目や質感を活かしつつ、コストを抑えることが可能です。メリットとして、種類が豊富でデザインの自由度が高い点や、安価である点が挙げられます。ただし、表面の木材が薄いため傷がつきやすく、耐久性が無垢材や挽板に比べて劣る点がデメリットです。これらを理解した上で選ぶことで、後悔のない床材選びができます。
突板フローリングが選ばれる理由
突板フローリングの注意点と対策
商品選びでお困りの際は、弊社までお気軽にお問い合わせください。お好みのカラーやサイズ、在庫確認なども含め、ご要望に応じて最適な床材をご提案させていただきます。
挽板フローリングの特性と使い方
挽板フローリングは、2〜3mmの厚さに挽いた天然木を表面に使用した床材です。この厚みは、突板よりも耐久性が高く、無垢材に近い見た目と感触を提供します。挽板の特性として、温かみのある木目や質感が挙げられ、リビングや寝室など、リラックス空間に最適です。また、突板よりも削り直しや補修が可能で、長期間使用したい場所に適しています。
挽板フローリングの耐久性とメンテナンス方法
挽板フローリングは、耐久性が高く、日常の使用において安定した性能を発揮します。その理由は、2〜3mmの厚みが傷や衝撃に強いためです。また、表面の天然木が比較的厚いため、削り直しが可能で、経年劣化にも対応しやすい特徴があります。一方で、日常のメンテナンスは重要です。適切な方法として、こまめな掃除と湿気対策が挙げられます。特に、湿気が多い環境ではカビの発生を防ぐために、除湿器の使用や定期的な換気が効果的です。挽板フローリングを選ぶ際は、この耐久性とメンテナンスのバランスを考慮しましょう。
無垢材と挽板の見分け方
無垢材と挽板フローリングは見た目が似ていますが、以下のポイントで簡単に見分けることができます。断面を確認し、無垢材は全てが天然木であるのに対し、挽板は中層が異素材で構成されています。また、厚みや価格帯も確認ポイントです。
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無垢材フローリングの魅力と選び方
無垢材フローリングは、天然木をそのまま使用しているため、自然素材ならではの温かみや質感が魅力です。一本の木から切り出された材は、一つとして同じ模様がなく、個性的なデザインが楽しめます。また、木材特有の調湿機能により、室内環境を快適に保つ効果も期待できます。ただし、無垢材は湿度や温度の変化に敏感で、選び方や設置環境に注意が必要です。適切なメンテナンスを考慮しつつ、自分のライフスタイルに合ったものを選びましょう。
無垢材フローリングの長所と短所
無垢材フローリングには、以下のような長所と短所があります。
- 長所
- 自然素材ならではの温かみ
無垢材は触り心地が良く、木の香りを楽しめます。 - 経年変化を楽しめる
使用するほどに深みのある色合いに変化し、味わいが増します。 - 調湿機能がある
室内の湿度を調整し、快適な住環境を保ちます。
- 自然素材ならではの温かみ
- 短所
- 価格が高い
他の床材と比較して費用がかかるため、予算の確保が必要です。 - 反りや割れが起こりやすい
湿気や乾燥に弱く、メンテナンスを怠るとトラブルの原因になります。 - 施工に専門知識が必要
DIYには向かず、プロによる設置が必要です。
- 価格が高い
これらの特徴を理解し、ライフスタイルに合った選び方を考えると良いでしょう。
無垢材を選ぶ際のポイント
無垢材フローリングを選ぶ際には、以下のポイントに注意してください。
- 使用環境に合った木材を選ぶ
湿気の多い場所ではヒノキやサクラなど、耐湿性の高い木材を選びましょう。 - 厚みを確認する
厚みがあるほど耐久性が高いですが、費用も高くなります。ライフスタイルに合ったバランスを考えましょう。 - 木材の仕上げ方法を確認
無塗装、オイル仕上げ、ウレタン塗装など、それぞれの仕上げ方法による見た目や手入れのしやすさをチェックしてください。 - メンテナンス計画を立てる
無垢材は定期的な手入れが必要です。購入前に具体的なメンテナンス方法を確認しておきましょう。
これらのポイントを押さえれば、無垢材フローリングの魅力を最大限に活かせる選択が可能です。
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突板・挽板と無垢材の価格と性能比較
床材を選ぶ際には、価格と性能のバランスを考えることが重要です。「突板」「挽板」「無垢材」の3つの床材は、それぞれ価格帯や性能が異なるため、用途や予算に応じて最適な選択をする必要があります。以下に、価格、耐久性、メンテナンス性などの面で比較した表をご紹介します。
突板フローリングはコスト重視の選択肢として優れていますが、耐久性や質感では他に劣る場合があります。挽板フローリングは、耐久性と見た目のバランスが取れており、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。一方、無垢材フローリングは高価ですが、自然素材の質感や長期間使用できる点で非常に魅力的です。この比較表を参考に、あなたの用途や予算に最も合った床材を選びましょう。
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まとめ|挽板と突板の違いを徹底解説
この記事では、「突板」「挽板」「無垢材」の特徴と選び方について解説しました。それぞれの床材には独自の特性があり、選ぶ際には用途や予算、設置環境をよく考える必要があります。突板フローリングは価格が手ごろで各種デザインのバリエーションが豊富なため、リフォームやコスト重視の選択肢として人気があります。ただし、耐久性の面で注意が必要です。一方、挽板フローリングは無垢材に近い質感を持ちながら、耐久性や価格のバランスに優れています。リビングや寝室など、長期間使用する空間に適しているでしょう。
最適な床材を選ぶためには、これらの特性を比較した上で、自分のライフスタイルに合った選択をすることが大切です。また、事前にサンプルを確認したり、プロに相談したりすることで、より安心して決定することができます。床材選びは住まいの快適性に直結する重要な要素です。この記事を参考にして、あなたにぴったりの床材を見つけてください。
コラム監修者からのメッセージ
鈴木 翔吾
・二級建築士・プレカットCAD技術者1級・第二種電気工事士・CLT大臣認定管理技術者
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