事務所やオフィスのフローリングは快適で機能的なものがおすすめ

最近はおしゃれなオフィスも多く、オフィス環境を充実させる企業や会社が増えています。オフィス環境が整っていることや、リラックス・リフレッシュしながら仕事ができる空間は従業員のモチベーションも高まり、それによって仕事の業務効率も上がると言われています。
今回は、そんなオフィス環境を充実させるために、最適なフローリング選びについてご紹介していきたいと思います。

<この記事のポイント>
✔️オフィスに適したフローリングがわかる

初稿：2024/5/17

＜目次＞
・フローリングの種類と特徴
・フローリング選びのポイント
・空間演出で好印象を与えるなら
・事務所オフィスのフローリングまとめ

事務所やオフィスのフローリングは、職場環境の快適さや見た目のデザイン・印象を大きく左右します。フローリング選びは、スタッフの快適性、効率、さらに来客するお客様への第一印象にも影響を与えます。そのため、事務所やオフィスの内装も慎重に選ぶ必要があります。まずは、事務所やオフィスにはどんな床材（素材）があるのか、フローリングの種類と特徴についてみていきましょう。

◆ビニール（シート）フローリング

ビニールフローリングは耐久性と、防水性が高いのが特徴です。
掃除やメンテナンスもしやすく、デザインのバリエーションやタイプも豊富なため、内装の雰囲気に合わせて選ぶことができます。今までのオフィスビルなんかでは、このビニールフローリングの採用が主流でした。配線やケーブルと同様に、色もグレーやホワイトといった清潔感があり、社内のOA機器とも相性が良い色合いが人気でした。しかし、傷やキックマークなども付きやすく、劣化によって剥がれてくるケースも少なくありません。

◆カーペットやタイル

カーペットは音を吸収し、音の反響を抑える効果があるため、人が行き交うことの多い事務所やオフィスにて、足音を軽減させることができます。一方で、硬い材質のフロアタイルは足音が響いてしまう傾向にあります。そして硬い材質の特徴から、衝撃によってひび割れや欠けてしまうケースも多いです。

カーペットやタイルは、正方形や長方形のものをスペースに合わせてカットし、貼り合わせて施工する方法が多いので、配置によってデザインを変えたり、規則的な模様をつくることも可能です。そのため、部分的に交換することや、目的に応じてレイアウトを変更することも可能。
シミ汚れやひび割れなどを見つけた際には交換して新しくすることもできるでしょう。ただし、カーペットは汚れやゴミが付着しやすいので、キレイを保つためには日々の掃除が欠かせませんし、タイルの場合は、汚れの性質によっては落ちにくいものもあるので注意が必要です。
カーペットやタイルは選ぶ種類によって、高級感を与えることもできるため、応接室や会議室、事務所やオフィスのエントランスに採用されることが多いです。

◆木製フローリング

木製フローリングはその自然な風合いや温かみが魅力です。事務所やオフィスに取り入れることでリラックスできる空間を演出できます。木製フローリングの中には無垢や複合などの種類もありますが、それぞれ耐久性もあり、適切にメンテナンスを行えば長持ちにも繋がります。
また、木製フローリングは樹種によって色合いも幅広く、同じ樹種でも塗装によって表情を変えたりすることができます。木材の木目や節がどんなテイストのインテリアにもマッチするので、合わせやすさも兼ね備えています。無垢フローリングのように天然素材を取り入れることによって、天然素材が持つ特性を活かし、香りによるヒーリング効果によって落ち着きを感じ、集中して仕事に取り組めるかもしれません。

◆ラミネートフローリング（KRONOTEX）

最後にご紹介するのは、ラミネートフローリングのKRONOTEX（クロノテックス）です。あまり馴染みのない方もいらっしゃるかもしれませんが、ラミネートフローリングは見た目は木製フローリングと変わらない風合いでいて、耐摩耗性や耐衝撃性、耐久性、耐水性に優れたフローリング商品です。
事務所やオフィスはキャスター付きの椅子やデスク、その他オフィス家具などが多く、キャスターは床を傷つけてしまうことがあります。

フローリングの種類や特徴についてご理解いただいたところで、続いては事務所やオフィスに最適なフローリングを選ぶためのポイントについて解説していきたいと思います。どんな雰囲気の事務所オフィスにするかによっても選び方は異なりますが、フローリング選びを失敗しないためにも、ぜひ参考にしてみてください。

ポイント１：使用頻度と耐久性

事務所やオフィスでは多くの人が頻繁に行き来するため、家以上に耐久性が求められます。ラミネートフローリングやビニールフローリングはその点、優れた選択肢の一つです。従業員や来客者一人ひとりの靴を指定するわけにもいかないので、スニーカーからヒールまで幅広い靴に対応できることや、中には、出張でキャスター付きのスーツケースを引いてくる方もいるでしょう。そういった部分も含め、耐久性のあるフローリングを検討するのが良いでしょう。
ビニールフローリングの場合、柔らかさもあり、ヒールやキャスターの跡が付いてしまうこともあるので、多少の硬さがあった方がいいかもしれません。

ポイント２：メンテナンスのしやすさ

掃除やメンテナンスのしやすさは、事務所やオフィスなどでは重要な条件の一つです。日々の掃除や管理に手間や時間がかかってしまうと、従業員の業務時間を割いてしまうことになるので、通常業務に支障が出てしまうこともございます。また、掃除を清掃の業者の方に依頼する場合にも、別途コストが掛かってしまうので、出来るだけコストや時間を掛けたくないと思われる会社が多いです。
そのため、ラミネートフローリングやビニールフローリングが選ばれやすいです。ラミネートフローリングは手の掛かるメンテナンスも不要です。

ポイント３：デザインと雰囲気

事務所やオフィスの雰囲気に合わせたデザインを選ぶことで、空間の一体感や会社の雰囲気を表現することができます。社員はもちろんですが、来客の方にも好印象を与えるためには、空間演出やインテリアにもこだわると良いでしょう。
シンプルやスタイリッシュ、近未来的な雰囲気をお求めの場合、タイルやビニールフローリングを導入し、白を基調としてモノトーンな空間にすると、まとまりがある空間演出が可能です。ただし、洗練されすぎると緊張感があり、リラックスした空間にはなりづらいので注意が必要です。

他にも、高級感を出すにはモダンな色合いの床材を選択することや、遊び心のある空間にはカラフルな家具を取り入れるなど、空間を全体的に見て判断することが大切です。
LIFE UP FLOORでは豊富な樹種と、バリエーション豊かなラミネートフローリングのKRONOTEXがございます。事務所やオフィスの雰囲気・テイストに合わせて、最適なフローリングをお選びいただけます。明るくナチュラルなブラウンから、ダーク色の濃いめのブラウン、ホワイトや赤みのあるものなど幅広く取り揃えているので、床材の張り替えや改修などの予定がある方は、ぜひ一度商品をご覧になってみてください。
また、実際にお手元で商品を確認したいという方には、無料サンプル請求もご用意しておりますので、お気軽にお問合せください。

先ほどもお伝えしているように、事務所やオフィスは働く場所としてだけでなく、会社の印象を表す部分でもあります。例えば、専門的な商品を販売しているメーカーであれば、その商品を連想させるような内装、インテリアにすることで、一見しただけでどんな会社か想像が付きますし、風通しが良い社風を表現したいのであれば、オープンスペースとして仕切りなどがない空間にすることで、見る側には開放感などが伝わるでしょう。

このように、事務所やオフィスの内装にこだわりを持つことで、どんなことを大切にしている会社なのかが来客・取引先様にも伝わり、これから一緒に働く仲間になるかもしれないインターンや内定者の方にも好印象を与えることができます。

特に最近の事務所やオフィスは、以前の雰囲気とは大きく異なり、快適空間を求める傾向にあります。それは、リラックスした雰囲気で行う仕事の生産性に違いが見受けられるようになったことが要因です。そのため、社員が過ごしやすく、リラックスできる空間を提供しようとオフィスの模様替えをしたり、カフェのような雰囲気を演出するなど、様々な対策が取られてきています。

冒頭でもお話しした通り、以前の床材は白系のタイルで、壁紙も白系でまとめるのが一般的でしたが、フローリングを取り入れ、壁紙も色つきのものにするなど、色彩豊かな空間演出が増えています。

このように、事務所やオフィスの雰囲気やコンセプト、大切にしたい空間などを考慮した上で、内装のイメージを決めることが重要です。そしてそのイメージに合わせてピッタリなフローリングを選ぶことで事務所やオフィスの統一感や一体感が増し、クオリティーの高い空間づくりが可能になります。
事務所・オフィスのフローリング選びでお悩みの方は、いつでもお気軽にご相談ください。お求めの空間演出をフローリングでご提案いたします。

事務所やオフィスのフローリング選びは、快適な職場環境を実現するために非常に重要になってきます。使用頻度、耐久性、メンテナンス性、デザインなど色々な角度から検討することで、完成後の後悔や失敗を払拭することができます。事務所や会社のイメージを引き出しつつ、素敵な空間になるよう、最適なフローリングを選びましょう。
また、フローリング選びだけではなく、しっかりとした施工を行なってくれる業者や、理想の空間を叶えてくれるような設計をしてくれる設計事務所へ依頼するなど、施工する際の業者選びも同様に大切になります。

適切なフローリングを選び、しっかりと施工することで、従業員の生産性向上や来客の印象向上につながります。事務所やオフィス同様に、レストランや店舗、自宅やホテルといった場所でもフローリング選びは大切になります。簡単に床の張り替えができないからこそ、後悔や失敗のない選択をしてください。
事務所やオフィスのフローリング選びにお困りの方がいらっしゃいましたら、いつでもお気軽にライフアップフロアまでご相談ください。まずは無料サンプルやカタログでご確認いただければと思います。