節(ふし)とは、木材の表面に見られる枝の付け根の痕(あと)のことです。木が成長する過程で枝が幹と一体化してできるもので、丸い模様や黒ずみとして現れることが多く、木材の表情や個性をつくり出す重要な要素のひとつです。
生節(いきぶし):しっかりと木にくっついている節。強度への影響が少なく、意匠的に好まれることもあります。
死節(しにぶし):周囲との接着が弱く、抜け落ちたり欠けたりしやすい節。建材として使用する際には補修が必要な場合があります。