床材の突板フローリングってどんなもの?

床材の突板フローリングってどんなもの?

「突板フローリングって安いって聞くけど、本当に大丈夫?」
「無垢や挽板と何が違うのかイマイチわからない…」

フローリング選びで迷っている方なら、一度はこんな疑問を持ったことがあるのではないでしょうか。

床材は家の印象を大きく左右し、選び方を間違えると「もっと調べておけばよかった…」と後悔につながります。
中でも最近よく見かける「突板フローリング」は、コストパフォーマンスの高さから人気がある一方で、無垢材や挽板との違いを正しく理解していないと、長期的には不満が残ることにもなります。
特に「自然な木の風合いがほしいけれど、耐久性も重視したい」という方にとっては、「挽板フローリング」という選択肢が非常に有力なんです。

オーク フローリング

<この記事のポイント>
✔️突板フローリングの構造や特徴がわかる
✔️無垢・挽板・突板の違いと選び方がわかる
✔️後悔しない床材選びの判断軸が明確になる

初稿:2025/8/27

<目次>
突板フローリングとは?基本構造と特徴
突板・挽板・無垢の違いと選び方と比較
挽板フローリングが選ばれる理由と違いを解説
挽板フローリングのおすすめ商品
床材は突板よりも挽板がおすすめな理由
床材で後悔しないための選択

突板フローリングとは?基本構造と特徴

「突板フローリング」とは、表面にごく薄い天然木の板を貼り付けたフローリング材のことです。
芯材には合板などの加工木材を使用し、見た目は木そのものに見えるため、無垢材のような風合いを持ちながら価格は抑えられるのが特徴です。

構造的には「表面材+芯材」という2層構造が一般的で、住宅の新築・リフォームを問わず採用されることも増えています。
ただし、「安いから突板にする」と安易に選ぶと後悔することもあり、挽板や無垢との違いを理解しておくことが大切です。

オーク三層

突板とは?表面材と芯材の関係を解説

突板(つきいた)とは、天然木を0.3〜0.5mmほどの薄さにスライスした木材のことです。この突板を、合板やMDF(中密度繊維板)などの「芯材」の表面に貼り付けたものが、突板フローリングになります。
「木の見た目を保ちつつ、コストと安定性を両立させたい」という考えから生まれた製品で、木目の美しさは天然木そのものです。ですが、木の厚みが極端に薄いため、傷やへこみが生じた際に削って補修(再研磨)するのが難しいというデメリットがあります。
また、芯材が合板のため、湿気や衝撃によって剥がれたり、反ったりするリスクもゼロではありません。

一方で、軽くて加工しやすく施工のしやすさは抜群です。
そのため、リフォーム現場では特に重宝されます。
つまり、突板はコストパフォーマンスと見た目を重視する方には選択肢になり得る反面、耐久性や長期的視点では挽板や無垢に劣る部分がある素材です。

オーク三層

突板フローリングの構造と厚みの違い

突板フローリングの基本構造は、「表面材(突板)+中間層(合板など)」の2層または3層構造です。多くの場合、表面材は0.3mm〜0.5mm程度の薄い木で、裏面や中間層にはベニヤ板や合板が使われます。表面の厚みが薄いため、無垢材や挽き板に比べてコストが安く、木の質感を取り入れつつ、製品の軽量化・施工の効率化が可能です。

ただし、注意すべきなのは「表面が削れない」という点です。
無垢材や挽板のように再研磨して再生することができないため、経年劣化や傷に強くないという弱点を持ちます。

フローリング

突板・挽板・無垢の違いと選び方と比較

フローリング選びでよく登場するのが「無垢」「挽板」「突板」の3種類です。
一見するとどれも「木の床」に見えますが、その構造や特徴には大きな違いがあります。
見た目・価格・耐久性・メンテナンス性など、それぞれにメリット・デメリットがあるため、目的や住環境によって選ぶべきタイプは変わってきます
ここでは、3種類の床材の違いを具体的に比較しつつ、自分にぴったりの選び方を紹介します。

フローリング選び

無垢・突板・挽板の「見た目」「強さ」「価格」の違い

【無垢フローリング】・・・
無垢フローリングは、木をそのまま1枚板に加工した純粋な木材です。
天然素材の美しさと温もりのある質感が魅力で、経年変化を楽しめる反面、価格が高く、湿度や温度変化に弱い一面もあります。

【挽板(ひきいた)】・・・
挽板は、表面に2~4mmほどの厚い天然木を貼り付けた三層構造のフローリングです。
突板よりも表面が厚いため、木の質感をしっかり感じられる上に、再研磨も可能となります。
無垢に近い使用感と、合板の安定性を両立した「良いとこ取り」の床材です。

【突板(つきいた)】・・・
突板は、0.3〜0.5mmほどの極薄の天然木を合板に貼ったものを指します。
安価で施工しやすくデザインの選択肢も豊富ですが、表面が薄いため再研磨できず、キズや劣化に弱い点がデメリットです。時には薄いために剥がれてしまうケースも少なくありません。

フローリング剥がれ

プロが教える、床材を選ぶ際の5つの基準

床材を選ぶとき、見た目や価格だけで決めてしまうと「思っていたのと違った…」という後悔が起こりやすくなります。
そこで、施工現場やユーザーの声を知るプロの視点から、失敗しない床材選びの5つの判断基準をご紹介します。

フローリング

1. 耐久性・再施工のしやすさ

生活スタイルに合わせて、傷のつきにくさや再研磨できるかどうかを重視しましょう。小さなお子さんやペットがいる家庭では耐久性が重要です。
物をこぼしたり、落としたり、家具の配置替えも含め、流動的な動きが多いご家庭には、耐久性の高いフローリングがおすすめです。

ヘリンボーン

2. 見た目と質感

長く使うものだからこそ、本物感は満足度に直結します。
木の肌触りや色味はもちろんですが、デザイン性も忘れずに確認して、理想の空間づくりを目指しましょう。
最近はヘリンボーンや市松模様、斜め張りなど、個性の光るフローリングも人気があります。

フローリング張り替え

3. 価格とコストパフォーマンス

初期費用だけでなく、将来の張替えやメンテナンス費用まで含めてトータルで比較しましょう。
先々のメンテナンス費用や手間を把握しておかないと、その時になって慌ててしまうので、実際に使っている人の口コミや業者様からの意見も聞いて、参考にすると良いでしょう。

フローリング

4. 湿気・温度変化への強さ

フローリング材は木質なので、湿気や温度によって伸縮・膨張を繰り返し行います。そのため、地域の気候や住宅構造によって適した素材が変わります。特に日本は高温多湿な国と言われますから、湿気や温度変化については侮れません。
合板ベースの挽板や突板のフローリングは、その点で言うと比較的安定しています。

張り替えリフォーム

5. 施工のしやすさ・工期

リフォームや短期間の工事では施工性の高さが重要になってきます。
突板や挽板は無垢に比べて施工がスムーズです。
また、置き敷きや重ね張りなどの工法によっても工期や施工性は異なり、床暖房などの機能が付くか付かないかでも工期は異なります。
気になる方は、事前に施工業者に確認するのも良いでしょう。

以上のように、「どれが良い」ではなく、「どれが今の暮らしに合っているか」が床材選びで大事なポイントです。
色々な側面から考慮し、自分たちに最適な商品と方法で、無垢か挽板、突板をお選びください。

挽板フローリングが選ばれる理由と違いを解説

「突板フローリングが安くて見た目も良いのはわかったけど、長く使うならどうなの?」
そんな疑問に応えるのが挽板フローリングです。
挽板は、突板と同じく表面に天然木を使っていますが、その厚みが圧倒的に違うのがポイントになります。
見た目は似ていても、耐久性・再研磨・使用感などで大きな差があり、結果的に長期的な満足度が高いのが挽板の魅力です。
ここからは、突板との違いや、挽板フローリングが選ばれる理由を具体的にご紹介します。

挽板ブラックチェリー

挽板フローリングの構造と突板との違い

挽板フローリングと突板フローリングは、どちらも表面に天然木を使用しています。
しかし、その厚みと耐久性使用感には明確な違いがあります

挽板 構造

挽板は、2〜4mmの厚い天然木の板を合板やベニヤなどの基材に貼り合わせた三層構造が一般的で、表面にしっかりと木の厚みを感じられるのが特徴です。
これにより、無垢材に近い見た目と質感を保ちながらも、合板の安定性で反りや狂いが起きにくくなっています。

対して突板は、約0.3〜0.5mmの薄い木材を貼り付けただけの構造で、木目は美しいものの、長く使うには不安が残ることもあります。
特に、削って補修する再研磨ができないため、傷がついた場合の選択肢が限られます

見た目は同じでも厚みと耐久性が違う

突板と挽板、一見すると違いがわからないほど見た目は似ています
どちらも天然木の表情を生かしており、木目や色合いは自然で美しく、施工直後は満足度も高いでしょう。

しかし、実際に暮らし始めてから違いが現れるのが、この2つのフローリングでもあります。
例えば、椅子を引いたときの傷や子どもが物を落としたときの凹み、掃除中の摩耗など、こうした日常の「ちょっとしたダメージ」に強いのは間違いなく挽板フローリングです。なぜなら、表面に2〜4mmもの厚みがあるため、ちょっとしたキズなら削って補修することが可能だからです。

フローリング 傷

それに比べて突板は、表面が極薄なので、少しのキズでも下地が見えてしまうリスクがあり、見た目を保つには限界があります。
また、厚みがあることで足触りや音の響き方も変わってきます。挽板は無垢材に近いしっとりした踏み心地が得られるのも大きな魅力です。

「見た目が似ているなら安い方で…」と思ってしまいがちですが、5年後・10年後の暮らしやすさまで考えるなら、挽板という選択はとても賢いと言えるでしょう。

挽板フローリング商品はこちら
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挽板フローリングのおすすめ商品

突板と挽板の違いを理解し、実際の施工事例を見た上で、「挽板のほうが良いかもしれない」と感じた方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、ライフアップフロアの人気商品「オーク三層挽板フローリング150/L=1200」です。
使いやすさと上質な見た目を兼ね備えたこの商品は、初めてフローリングを選ぶ方にもぴったりです。

ここでは、その特徴やスペック、活用シーンについて詳しくご紹介します。

オーク三層

商品スペックと特徴のまとめ

「オーク三層挽板フローリング150」は、幅150mm×長さ1200mmのワイド設計で、空間を広く見せる効果が期待できます。
表面には天然木のオークを2〜3mmの厚さで使用しており、見た目は無垢そのものです。
さらに、三層構造(挽板+合板芯材+裏板)によって、反りや膨張を抑える安定性も確保しています。

耐久性と美しさのバランスが取れており、「突板では不安」「でも無垢は高いし扱いづらい」という方にぴったりです。
また、この商品は床暖房対応ですので、季節を問わず快適に使えるのも挽板ならではの大きな強みです。

購入前に知っておきたいポイントと活用シーン

オーク三層挽板フローリング150」を検討する上で、事前に知っておきたいポイントがいくつかあります。
単に商品スペックを眺めるだけでなく、実際の暮らしの中でどう活用できるかを想像することが、後悔しない選び方につながります。

《購入前のチェックポイント》
⚫︎ 表面の木質感は無垢に近いが、やや均一な印象になることもある
⚫︎ 表面が挽板でも、強く重い衝撃には注意が必要(再研磨可能とはいえ限度あり)
⚫︎ 購入時は部屋の広さに合わせてケース数を計算しよう(1ケース=1.8㎡)

オーク三層

《活用シーンの例》
新築戸建て・・・
子育て世帯で、耐久性とデザイン性を重視したい方に
リフォーム・・・
突板からのアップグレードで後悔しない床材選びに
賃貸オーナー・・・
内装の価値を高め、長期的に入居者満足を得たい場合に
店舗・事務所・・・
落ち着いた雰囲気と木のぬくもりを演出したい空間に

「派手すぎず、安っぽくもなく、使いやすくて丈夫」
そんな理想を叶えるのが、このオーク三層挽板フローリング150です。

その他、挽板フローリングの施工事例はこちら
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床材は突板よりも挽板がおすすめな理由

突板フローリングは、リーズナブルで施工性も高く、表面は本物の木そのもののような風合いです。
しかし、「暮らしの中で本当に満足できるか?」という視点で見ると、挽板フローリングの方が一枚上手かもしれません。
厚みのある表面材が生み出す安心感耐久性見た目の自然さなど、どれも長く住まいに寄り添うには欠かせない要素です。
最終的には「どれだけ快適に、ストレスなく過ごせるか」がフローリング選びの本質です。
迷ったときは、10年後の満足度を基準に考えてみてください。

オーク

どんな家庭に向いている?ライフスタイル別の選び方

どんなに高性能な床材でも、自分のライフスタイルに合っていなければ意味がありません。
ここでは、突板と挽板がどんな家庭に向いているかを、目的別に紹介します。

《突板フローリングがおすすめな家庭》
⚫︎ リフォームの予算を抑えたい
⚫︎ デザイン重視・使用期間が短い
⚫︎ 賃貸や仮住まい、店舗など一時的な使用

《挽板フローリングがおすすめな家庭》
⚫︎ 子育て世帯で、キズや汚れが気になる
⚫︎ ペットと暮らしていて耐久性が欲しい
⚫︎ 長く住む家で「本物らしさ」と「手入れのしやすさ」の両立を重視
⚫︎ 床暖房を使っていて対応素材が必要

このように、価格だけでは測れない「暮らしやすさ」の違いが、床材の選び方にはあります。迷ったら、自分たちの暮らし方を見つめ直すのがおすすめです。

オーク三層

あなたにとって後悔しないフローリング選びとは?

「もうちょっといいやつにしておけばよかった…」
床材選びでよく聞くこの後悔の多くは、「目先の安さ」や「情報不足」が原因です。

突板フローリングは確かに価格が魅力的ですが、表面が薄いためキズや摩耗に弱く、再研磨もできません。新築後数年で劣化が目立ち、貼り替えを検討するケースも珍しくありません。
その点、挽板フローリングは表面にしっかりとした厚みがあり、長く使っても「くたびれた感じ」が出にくいのが特徴です。たとえキズがついても、再研磨でリフレッシュできるので、「一生モノの床材」として安心感があります。

床は毎日、素足で触れる場所だからこそ、見た目の美しさだけでなく、触れたときの心地よさや暮らしてからの扱いやすさまで考えることが、後悔しないフローリング選びにつながります。

オーク三層

床材で後悔しないための選択

フローリングを選ぶ上で、「突板・挽板・無垢」など、似たような種類や言葉に迷ってしまう方は少なくありません。
特に「突板フローリング」は価格が手頃で見た目も美しく、つい選びたくなる素材ですが、実際に生活の中で使い続けるとなると、耐久性や補修のしやすさといった使い勝手が気になってきます。

そんな中で注目されているのが、今回紹介してきた「挽板フローリング」です。
挽板は複合フローリングとも言われ、表面にしっかりと厚みのある天然木を使用し、見た目は無垢材のような高級感を演出します。そして、芯材による安定性があるため、反りや狂いも起きにくく、傷がついたときには再研磨が可能という大きなメリットがあります。

オーク三層
今回は、突板と挽板の違いを構造・耐久性・見た目・価格の面から徹底比較し、実際の施工事例を通して「なぜ挽板を選んだのか」というリアルな声をご紹介しました。
結論としては、「見た目は似ていても、5年後・10年後の満足度は挽板に軍配が上がる」ということです。
家族が毎日触れる場所だからこそ、価格だけでなく、快適さ・安心感・持続性という点を重視した選び方が大切です。
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コラム監修者からのメッセージ

監修者

鈴木 翔吾
・二級建築士・プレカットCAD技術者1級・第二種電気工事士・CLT大臣認定管理技術者

LIFE UP FLOORでは、お客様のご要望に合った高品質なフローリング材を全国販売し、最短当日発送が可能です!お陰様で長野東北信エリアでは販売実績No1となりました。ありがとうございます。
無垢フローリングは樹種によって特性やカラーが異なります。ぜひ、お好みの無垢フローリング材を見つけて、理想とする空間づくりをお楽しみください。木材の購入でお困りの方、設計・施工業者様の皆様からのお問合せをお待ちしております。

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