床が鳴る?無垢フローリングのケア方法
「歩くたびにフローリングがキシキシ鳴る…」こんな経験はありませんか?
無垢フローリングは、木の温もりや質感が魅力ですが、時間が経つと床鳴りが気になることもあります。特に、湿度や気温の変化、施工の仕方によって音が発生しやすくなるため、適切な対策が必要です。
本記事では、無垢フローリングの床鳴りの原因と対策、さらに正しいメンテナンス方法について詳しく解説します。床が鳴るのを防ぎ、長く快適に使うためのポイントを押さえましょう!

<この記事のポイント>
✔️ 無垢フローリングが鳴る原因と対策を解説
✔️ 施工不良と自然現象の違いを見極めるポイント
✔️自宅でできる床鳴り対策&正しいメンテナンス方法
初稿:2025/3/25
<目次>
・フローリングが鳴るのはなぜ?主な原因
・鳴りを防ぐためのチェックポイント
・鳴るのを防ぐための正しいケア方法
・無垢フローリングで快適な暮らしを
フローリングが鳴るのはなぜ?主な原因
フローリングが鳴る原因は「木材の性質」「施工方法」「経年劣化」 の3つに大きく分けられます。特に 無垢フローリング は、湿度や気温の影響を受けやすいため、気候の変化で床が伸縮し、鳴ることがあります。
また、施工の際に床材同士の隙間が適切に確保されていない 場合、木が動くことで摩擦が生じ、ギシギシと音がすることも。さらに、床の下地や接着剤の劣化によって、フローリングが浮いたり、歪んだりすると鳴りやすくなります。

無垢フローリングが鳴るのは普通のこと?
無垢フローリングが鳴るのは 決して珍しいことではありません。
無垢材は天然の木でできているため、室内の湿度や温度の変化に応じて伸縮します。特に乾燥する冬場には木が収縮し、隙間ができやすくなるため、歩くと「ギシギシ」と音が鳴ることがあります。

逆に、湿気の多い梅雨や夏には木が膨張し、床材同士が押し合うことで摩擦が生じ、異音がすることも。このように、無垢フローリングの鳴りは 「木が生きている証拠」でもあるのです。


フローリングの鳴り方で原因がわかる?音の種類をチェック
フローリングの鳴り方にはいくつかのパターンがあり、それぞれ原因が異なります。音の種類を聞き分けることで、どこの部分に問題があるのかを見極めるヒントになります。

主な床鳴りの音と原因
- ギシギシ・ミシミシと鳴る
→ 木材の伸縮や摩擦 が原因。湿度変化による収縮や、床材同士のこすれが発生している可能性が高い。
- ポコポコ・ボコボコと鳴る
→ 床材の浮きや接着不良 が原因。フローリングの接着剤が劣化したり、施工時に隙間ができたりすると、歩いたときに床が浮き沈みして音が鳴る。
- コツコツ・カチカチと鳴る
→ 釘やビスの緩み が原因。特にフローリングを固定している釘が緩むと、歩くたびに小さな衝撃で音がする。
- ピキピキ・パキパキと鳴る
→ 乾燥による木材のひび割れ が原因。冬場やエアコンの影響で乾燥しすぎると、木が収縮して細かなひびが入り、音を立てることがある。

湿度や気温が影響?床鳴りが起こりやすい環境とは
無垢フローリングは湿度や気温の影響を受けやすく、それによって床鳴りが発生することがあります。特に、季節の変わり目には注意が必要です。
例えば、冬場は乾燥して木が収縮し、フローリング同士の隙間が広がることで「ギシギシ」と鳴ることがあります。逆に、梅雨や夏の湿気が多い時期には、木が膨張して床材同士が密着しすぎ、摩擦で「ミシミシ」と鳴ることも。
また、エアコンや床暖房の影響 で室内の湿度が急激に変化すると、木の伸縮が激しくなり、床鳴りが起こりやすくなります。特に、床暖房を使用している場合は、適切な温度設定をしないと木材が乾燥しすぎてひび割れることもあるため、そのような場合には補修などの対策が必要です。
次の章では、床鳴りを防ぐためにチェックすべきポイントについて詳しく解説します。
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鳴りを防ぐためのチェックポイント
無垢フローリングの鳴りを防ぐためには、施工の状態や日々の環境管理を適切に行うことが大切です。施工時に隙間が適切に確保されていないと、湿度の変化による木材の伸縮で鳴りやすくなります。また、湿度管理を怠ると、木が収縮・膨張を繰り返し、床鳴りの原因になります。
ここでは、施工不良のチェック方法と自分でできる床鳴りチェックについて解説します。

施工不良のチェックポイント
- フローリングの継ぎ目に隙間がないか? → 隙間がないと、木の膨張時に音が鳴りやすくなる。
- 床を押したときに沈み込む場所があるか? → 下地の施工が不十分な可能性がある。
- 床鳴りが特定の場所だけで発生しているか? → 施工時の釘や接着剤の問題が考えられる。
- 床材の浮きがないか? → しっかり固定されていない場合、歩くたびに音が鳴る。
これらのポイントをチェックし、明らかな問題があれば施工業者に相談することをおすすめします。
自分でできる床鳴りのチェック方法
自宅でできる簡単なチェック方法
- どの音がするのか確認する
→ 「ギシギシ」「ポコポコ」「カチカチ」など音の種類を聞き分ける。 - 床の浮きがないか手で押してみる
→ フローリングの一部が沈むようなら施工不良や接着剤の劣化の可能性。 - 湿度を測る
→ 室内の湿度が40%以下なら乾燥しすぎ、60%以上なら湿気が多すぎる。 - 特定の場所だけ音がするか歩いて確かめる
→ 一部分のみ鳴るなら、その場所の施工や下地に問題があるかも。 - 家具の重さで変化するか試す
→ 重い家具を移動して音が変わる場合は、床材の圧力バランスの影響。
これらのチェックを行い、音の原因を絞り込むことで、適切な対策が可能になります。

鳴るのを防ぐための正しいケア方法
無垢フローリングの床鳴りを防ぐには、日頃のケアが重要です。特に湿度管理や適切なメンテナンスを行うことで、木材の伸縮を抑え、床鳴りを最小限にすることができます。
ここでは、湿度管理のポイント、適切なメンテナンス用品の選び方を紹介します。

湿度管理が重要!フローリングに適した湿度とは
耐久性の高いフローリング材の比較
無垢フローリングは湿度に敏感なため、適切な環境を保つことが大切です。特に、湿度40%~60%を維持するのが理想とされています。湿度が低すぎると乾燥で収縮し、逆に高すぎると膨張して摩擦が起こり、床鳴りの原因になります。
フローリングに適した湿度管理のポイント
- 加湿・除湿を適度に行う → 冬は加湿器、夏は除湿機を活用して乾燥や多湿を防止する
- 床暖房の温度を適切に設定する → 高温設定にしすぎると木が乾燥しやすい
- エアコンを使う際は加湿も意識する → 冷暖房の風で室内が乾燥するため、適度な加湿を行う

フローリングの湿度管理表
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湿度管理をしっかり行うことで、無垢フローリングの状態を安定させ、床鳴りを防ぐことができます。床鳴りを防ぐためには、適切なメンテナンス用品を使うことも重要です。

おすすめのメンテナンス用品
- フローリング専用ワックス → 床材を保護し、乾燥を防ぐ
- ベビーパウダーまたはフローリング用パウダー → 床の隙間に入れて滑りをよくする
- 木工用ボンド(隙間用) → 乾燥によるすき間を埋める
- 加湿器・除湿機 → 室内の湿度を適正に保つ
正しい使い方を守ることで、無垢フローリングの鳴りを防ぎ、快適な住環境を維持できます。

無垢フローリングで快適な暮らしを
無垢フローリングは、天然木ならではの温かみや質感が魅力ですが、湿度や気温の変化によって伸縮し、床鳴りが発生することがあります。しかし、その多くは木が「生きている」証拠であり、適切なケアをすることで大きな問題にはなりません。

床鳴りを防止するには、湿度管理を適切に行い、定期的なメンテナンスを心がけることが大切です。加湿や除湿をコントロールしながら、ワックスや専用パウダーなどを活用すれば、鳴りを最小限に抑えることができます。


コラム監修者からのメッセージ

鈴木 翔吾
・二級建築士・プレカットCAD技術者1級・第二種電気工事士・CLT大臣認定管理技術者
LIFE UP FLOORでは、お客様のご要望に合った高品質なフローリング材を全国販売し、最短当日発送が可能です!お陰様で長野東北信エリアでは販売実績No1となりました。ありがとうございます。
無垢フローリングは樹種によって特性やカラーが異なります。ぜひ、お好みの無垢フローリング材を見つけて、理想とする空間づくりをお楽しみください。木材の購入でお困りの方、設計・施工業者様の皆様からのお問合せをお待ちしております。