テナントの施工事例|EXQUISIT D2805 ラミネートフローリング

テナントの施工事例|EXQUISIT D2805 ラミネートフローリング

店舗やオフィスなどのテナント空間において、内装デザインは訪れる方にブランドのイメージやコンセプトを伝える重要な要素です。今回の施工事例では、テナントの床材としてドイツのクロノテックス(KRONOTEX)社製、エクイジット(EXQUISIT)シリーズから「D2805 ラミネートフローリング」を採用いただきました。

施工された空間は、壁面を清潔感のある白色で統一し、天井はコンクリート打ちっぱなしで鉄骨がむき出しになったインダストリアル(工業的)な造りとなっています。そこに配置されたグレー色のファブリック素材の椅子と、精巧な木目調のデザインを持つD2805の床材が組み合わさることで、クールな無機質さと自然の温もりが心地よく混ざり合う、洗練された空間が完成しています。

クロノテックスの構造とメラミンシートの特長

本事例で使用されたラミネートフローリングは、環境への配慮と高度な製造技術を背景に持つ、ドイツ・クロノテックス(KRONOTEX)社の製品です。この床材は複数の層からなる独自の構造を持っています。

基材となるのは、森林認証を受けた間伐材を100%使用した高密度繊維板(HDF)であり、環境にも健康にも配慮された素材です。その上には、リアルな木目を再現した装飾層があり、さらに最表面には硬質な「メラミン樹脂シート」が熱圧着されています。この酸化アルミニウムを含浸させたメラミン樹脂の保護層により、表面が非常に硬く、優れた耐摩耗性を発揮します。

エクイジット(EXQUISIT)シリーズの「D2805」は、落ち着いた色合いの中に深みのある木目を表現し、一枚一枚に面取り加工を施すことで、本物の無垢材のような視覚的なリアルさを追求したデザインとなっています。

インダストリアル空間と調和するタフな床材

コンクリート打ちっぱなしの天井や鉄骨、白い壁という要素は、都会的で無骨なデザインを構成しています。このような空間では、全体が冷たい印象になりすぎないよう素材のバランスを取ることが重要です。床に木目調のD2805を配置することで、空間のベースに視覚的な温かみが加わり、グレーのファブリック素材の椅子が持つ柔らかな質感とも自然に調和しています。

また、テナントという多くの人が土足で行き交う環境において、最表面のメラミンシートによる機能性は大きなメリットとなります。高い耐摩耗性や耐衝撃性を備えているため、靴底の摩擦や、キャスター付きの家具の移動による傷やへこみが生じにくくなっています。店舗やオフィスとしての厳しい使用条件に耐えうる実用性を持ちながら、デザイン性の高い空間を構成できる機能美を備えています。

店舗運営を支えるメンテナンス性の高さ

日常の清掃やメンテナンスにかかる手間は、テナントを運営する上で重要なポイントとなります。表面が硬質なメラミン樹脂で保護されているラミネートフローリングは、汚れが内部に染み込みにくく、水拭きも可能です。普段のお手入れは掃除機やフロアワイパーでの拭き掃除で十分であり、基本的にワックスがけの必要がありません。このメンテナンスの容易さは、日々の業務負担を大きく軽減してくれます。

さらに、紫外線による色褪せ(退色)が起こりにくいという特性も持っています。大きな窓から差し込む日光や店舗の照明に長期間さらされても、施工当初の美しい色合いや木目デザインを長く維持しやすくなっています。土足歩行に耐えうる強度と美観の保持力を併せ持つ実用的な価値は、長く使用される商業空間において安心材料となります。

テナント空間の床面に、クロノテックスの「EXQUISIT D2805 ラミネートフローリング」を施工した事例をご紹介いたしました。

コンクリートや鉄骨の無機質な空間に、ファブリックの柔らかさと木目調のデザインが加わることで、モダンでありながら人が過ごしやすいバランスの取れたインテリアが実現しています。土足での使用にも耐えうるメラミンシートの頑丈な表面加工と、日々のお手入れのしやすさが、テナントの運営をしっかりと支えます。

店舗やオフィスなどの実用性とデザイン性が求められる環境において、ラミネートフローリングは非常に頼もしい選択肢となります。空間づくりのアイデアとして、ぜひご活用ください。

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