国産杉とは、フローリング材としては色が淡赤黒褐色で、ほのかに独特の香りがるのが特徴である。表面の硬さは軟らかめの部類に入る。必ず節は入るが、同じ針葉樹のヨーロッパのレッドパインとは異なり、日本の家屋で使用すること、素足で使用することを前提としているため、死節などは「埋木」や「パテ補修」などで補修をしている。 伝統的な和風建築から個性豊かな洋風建築まで、幅広いデザインが可能とあって現在でも日本の家屋でよく使われている無垢材の一つである。